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慶應義塾大学 vs. 日本体育大学
4月に始まった第11回関東大学春季交流大会。
昨季の関東大学対抗戦Aと、関東大学リーグ戦1部の4~6位で争われるBグループは、6月19日(日)、最終戦を迎え、筑波大学が関東学院大学に46-19で勝利。4勝1分でBグループ1位を決めた。
同日、慶應義塾大学グラウンドでは、1勝1分2敗の慶大と、0勝4敗の日本体育大学の一戦が行われた。
開始早々から慶大は積極的にボールを保持して連続攻撃。SH小城大和の仕掛けなどから好機を作り出した。
この日はスクラムが充実。PR朝田将多、HO中山大暉、PR岡広将を最前列に並べたファースト・スクラムでターンオーバー。
ここからモールでゴール前に迫り、大外展開からルーキーのWTB伊吹央が先制トライを決めた。
日体大もすぐに連続攻撃を試みるが、慶大は落球を誘うダブル・タックル、FL今野勇久キャプテンの激しいブレイクダウン・ワークなど、守備からリズムをつくる力を発揮する。
FWで優勢の慶大は、前半15分に強力モールで20m超前進。2トライ目をスコアした。
アイザイア・マプスア(慶應義塾大学)
直後にはLOアイザイア・マプスアのオフロードパスを起点としたノーホイッスル・トライが生まれるなど、前半だけで6トライ34得点。
日体大はブレイクダウンの圧力を受けてフェーズが伸びず、前半27分の得点機ではアンプレイアブル。
前半終了間際にもラインアウトのミスからチャンスを逃し、慶大の34点リードで後半へ向かった。
迎えた後半40分間でも慶大が圧倒した。
まずスキルフルなLOマプスアがキックオフボールを確保する好プレー。味方の突破からふたたびボールを受け、後半開始14秒で後半1トライ目。
すでに勝利が見えてきた慶大だが、高い集中力で主導権を握り続けた。
後半4分には相手ゴール目前でフォワードが会心のST(スクラム・トライ)を決め、後半2トライ目。
反撃したい日体大だが、スクラムで圧倒されるなどして攻撃機会を確保できない。後半10分にも自陣22m内でスクラム・ターンオーバーを受けてしまい、ここから相手の後半3トライ目を浴びた。
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