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ラグビー コラム 2022年6月6日

【ハイライト動画あり】スカイブルーが躍動。東海大学が明治大学に一時26点差。春季大会Aグループで唯一の無敗に

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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関東大学ラグビー春季大会2022

【ハイライト】明治大学 vs. 東海大学

しかし明大もその4分後、FL森山雄太の相手BKを弾き飛ばす豪快トライが生まれ、ビハインドをふたたび10点(12-22)とする。

ところが東海大は後半23、25分に連続トライ。25分のトライはSO武藤ゆらぎの突破から生まれたノーホイッスルトライ。東海大は豊富なタレントが次々に能力を発揮した。

ここで渋い魅力を発揮したのは明大だ。

終盤になってもエナジーが落ちず、ボールを保持して波状攻撃。後半27分頃からは約2分間、15フェーズ以上の攻撃を展開した。

FB安田昂平、FL森山、NO8松本らが好キャリーを重ね、相手DFがヒザに手をつく中、最後はラインブレイカーの安田が右中間へ。全員攻撃でスカイブルーの壁を崩し切った。

明大は後半32分、相手WTB岡村優太にさらに1トライを追加され、ゴール成功で得点差はこの日最大の26点差(17-43)となるが、終盤にふたたびチームアタック。

後半ロスタイムの42分、NO8松本のオフロードパスからFL森山がフィニッシュ。運動量豊富なバックロー2人の連携で、最後はトライで締めくくった。

ただ注目の全勝対決を優勢に進めたのは東海大。

高い守備意識でアタックを封じ、FWはセットプレーで、BKは決定力で、それぞれ力を示した。

昨季準決勝で敗れた明大を破った東海大は、対抗戦、リーグ戦のトップ3が集まる春季大会Aグループで、唯一の無敗に。堂々と首位をキープした。

東海大は次戦の最終第5戦、2位(3勝1敗/勝点15)に浮上した帝京大学との決戦に挑む。6月19日(日)、帝京大学グラウンドでの無観客試合となる。

3勝1敗の3位(勝点13)となった明大は同日、日本大学グラウンドで、0勝2敗の日本大学と対戦。敗戦という経験を手に入れ、前へと進む。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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