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ラグビー コラム 2022年5月20日

クボタスピアーズ船橋・東京ベイが会見。埼玉ワイルドナイツとの決戦に指揮官は「日曜日が楽しみ」と語る。ジャパンラグビー リーグワン

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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「私たちも彼らと戦うために万全の準備をしています。ワイルドナイツは非常にチームとして強いアイデンティティを持っていて、それはプレースタイルについても同じことが言えます。だからそれについて十分に対策しています」と勝利に意欲を見せた。

5試合連続スタメンのPR海士広大

最後に入団6年目、第13節から5試合連続で先発する左PR海士が登壇した。シーズン途中までケガもあり、なかなか出場機会がなく焦りもあったようだが、「PR陣もいいプレーをしていたので、自分が出られないかもという不安もあったが、コーチ陣にも励まされて頑張ってくることができた」。

「シーズン最初の方、スクラムは苦しんでいた時期もあったが、(全体練習後)個人の練習でコーチがつきっきりでやってくれるところが、すごく強化につながっている」と手応えを口にした。

やはり、国際経験豊富な選手と練習できていることは成長につながっているようで、海士は「マルコムとか、ジャバとかの存在はすごく大きい。トッププレーヤーのアドバイスや、その横で感じるパワーもすごいので、それに負けないようについていこうという気持ちがレベルアップにもつながる。ジャバ(・ブレグバゼ)はスクラムにすごいプライドを持っていて頼もしい。スクラムの押しはLO(ロック)ヘル ウヴェがやっぱり一番ですね」と話した。

セットプレーで期待されるPR海士広大

海士がチームから期待されるのはセットプレー、特にスクラムである。「前回のパナソニック戦では相手の固まったスクラムにプレッシャーを受けてしまった。8人のまとまりをもっと密にしていきたい。チームの足を引っ張ってしまったことがあったので、今週の試合では逆にプレッシャーをかけるぐらいの気持ちでしっかり戦っていきたい」と腕を撫した。

リーグワン元年、プレーオフに出場した4チームの中でトップリーグ時代、唯一優勝経験がないチームがクボタスピアーズ船橋・東京ベイ。昨季は準決勝で敗退したが、今季こそ、埼玉パナソニックワイルドナイツという大きな壁を打ち破って、チーム初の決勝戦、国立競技場へ歩みを進めることができるか。

文:斉藤健仁/写真提供:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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