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アタックの起点となった東海大学LOオフィナ
さらに東海大学のペースは続き、21分にはゴール前のスクラムを起点に、LOオフィナがねじ込んでトライ。25分にはラインアウトを起点に、FLナサミラが抜けだしてフォローしたCTB伊藤がトライ。
31分、スクラムのペナルティトライを挟んで、34分にはディフェンスでプレッシャーをかけ、主将CTB伊藤がインターセプトからトライ。38分にはスクラムを起点にWTB中川がトライを挙げた。前半は東海大学が5トライを重ねて、40-0でハーフタイムを迎えた。
後半2分、東海大学HO下江がトライ
後半も先に得点を挙げたのはリードする東海大学だった。2分、モールからHO(フッカー)下江康輔(3年)が押さえて、47-0と大きくリードし、勝負はほぼ決まったかに思われた。
ただ、「後半、点差がついたことで、逆にみんなが開き直ったことでチャレンジできた」とFB青木ゲームキャプテンが振り返ったように、大東文化大学は果敢にアタックで挑んだ。
9分、スクラムを起点に、NO8ヴニランギがゲインし、最後はLO佐々木が中央左にトライ。18分にはラインアウトからSO落が仕掛けてフォローした途中出場のHO西林勇登(3年)がトライ。東海大に2トライを与えてしまったが、攻める姿勢を最後まで貫き後半34分からFB青木、HO西林、途中出場のCTB森淵京也(4年)、WTB小田嶋生吹(3年)とトライを重ねた。
ともに良い点も課題も出た試合となった
終わってみれば東海大学が59-40と勝利したが、後半だけをみれば大東文化大学も6トライを挙げて、40-19と善戦した試合となった。東海大学は連勝で勝点を8に伸ばし、Aグループ2位へ浮上。大東文化大学は勝点を挙げることができなかった。
勝利した東海大学の木村季由監督は「前半は意図してプレーする時間が長かったが、後半、メンバーを大きく入れ替えたところで流れが悪くなって、どんどん相手の勢いに押されるようになり、別の試合を2試合見ているような気持ちになりました。最後、非常に反省点の多い終わり方をした試合だった」と反省しきりだった。
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