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ラグビー コラム 2022年5月9日

東芝ブレイブルーパス東京、土壇場の逆転でプレーオフに向け勢いをつける勝利。ジャパンラグビー リーグワン最終節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1

【第16節ハイライト】静岡ブルーレヴズ vs. 東芝ブレイブルーパス東京

第14節に続いて、またもホストスタジアムで逆転負けを喫した静岡ブルーレヴズの堀越隆延監督は、「自分たちの作り上げているレヴズスタイルの成果が確実に見えているところだが、10点差をつけたラスト10分での失点というのは、自分たちにまだ足りないものがあると感じた。それをこれから振り返って、しっかり準備して次のシーズンに臨みたい」と話した。

LO大戸主将も「シーズンを通して成長した実感はあるが、今季は本当に悔しい試合が多かった。今この瞬間から来シーズンをスタートさせて、強いブルーレヴズを皆さんにお見せしたい」と前を向いた。

リーグ戦6連勝とプレーオフに向けて弾みのついた東芝ブレイブルーパス東京のトッド・ブラックアダーHC(ヘッドコーチ)は「試合のいろいろな部分でうまくいかなかったところもあったが、それでも自分たちの信念を持ち続け、最後まで途切れることなく、勝利を掴み取ることができた」と満足そうな表情を見せた。

共同主将のFL徳永は「プレーオフ進出は決まっていたが、この試合で勝って成長しないといけないし、自分たちのラグビーがどういうものか、ファンの方に見せないといけない、そういう思いで試合に臨みました。相手のブレイクダウンでのプレッシャーと、自分たちの規律の部分に守れない部分があり、うまくいかない時間もあったが、結果的に勝って学べたということはポジティブだと思います」と振り返った。

後半20分から出場したリーチ マイケル

FLリーチは「プレーオフもすでに決まった状態で、今週の試合も難しかった。今日の試合から得るものがたくさんあったので、府中に帰って、東芝ラグビーができるために、何をしないといけないか考えてやっていかないといけない。(プレーオフに向けて)ワクワクしています!」と先を見据えた。

リーグワンのディビジョン1はリーグ戦の全日程を終えて、静岡ブルーレヴズは勝点27の8位でシーズンを終えた。東芝ブレイブルーパス東京は勝ち点53の4位となり、2015-16シーズン以来となるプレーオフトーナメントへ駒を進めた。

プレーオフ準決勝は5月21日(土)22日(日)に行われる。4位の東芝ブレイブルーパス東京は、首位の東京サントリーサンゴリアスと21日(土)に大阪・花園ラグビー場で決勝進出をかけて激突する。

文:斉藤健仁/写真:谷本結利

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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