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ラグビー コラム 2022年5月9日

【ハイライト動画あり】ワクワクするラグビーを見せ続けた宗像サニックスブルース、28年間の活動に終止符。ジャパンラグビー リーグワン Div.3順位決定戦

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ラインブレイクする宗像サニックスブルースのFL吉田。最後のトライも挙げた

33分には、宗像サニックスブルースはFL吉田がトライを返したが、終わってみれば豊田自動織機シャトルズ愛知が、9トライの猛攻を見せて55-29で快勝し、ディビジョン3を全勝で駆け抜け優勝を決めた。POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)には2トライを挙げた豊田自動織機シャトルズ愛知のWTB大道が選出された。

28年の活動に終止符を打った宗像サニックスブルース

有終の美を飾れなかった宗像サニックスブルースの松園監督は「負けたことは残念ですが、選手たちが最後まであきらめずに戦うってことを見せてくれたので満足しています。自分はチームができて3年目から、誰よりも一番長く、人生の半分以上はサニックスに関わっているので、自分の中で大事なものが1つ抜け落ちる、欠けてしまうというのが正直な気持ちです」と話した。

宗像サニックスブルースの松園監督

福岡や全国各地から、最後のサニックスの試合を見ようと多くのファンが駆けつけていた。ファンに向けて松園監督は「本当に感謝の言葉しかありません。トップリーグでは昇格したり、降格したりのシーズンたくさん過ごしましたが、(2部に)落ちても『頑張れ』、勝っても『良かった』と言ってもらえ、『ブルース、応援しているよ!』と言ってくれたファンがたくさんいたことに感謝しています」という言葉で締めた。

豪快なランで会場を沸かせたブルースWTBヘスケス

また12年間、在籍していたWTBヘスケスは「今日は、みなさんが『サニックススタイル』だと思っている、そのままのラグビーをやれた。(サニックスというチームの存在は)ハードワークと、速いランニングラグビー、そしてワクワクさせるラグビー、そして家族生活、あとは晴れたビーチですね!(ファンに向けて)とても大きな存在です。サニックスは負けの方が多い時もあったが、本当に最後の瞬間までサポートしてくれました」と話した。なお、ヘスケスは、このまま日本に残ってのプレーを希望している。

全勝で駆け抜けて優勝。来季はディビジョン2で戦う

ディビジョン3で全勝し、ディビジョン2へ昇格した豊田自動織機シャトルズ愛知の徳野HCは「3年後、日本一を目指すということを描いて臨んでいるので、この1週間を成長の機会と捉えた。今日はサニックスさんの28年の歴史を80分通して学ばせていただいた。勝ちには満足していますが、サニックスさんの思いを背負いながら来季、ディビジョン2を戦っていかないといけない」と先を見据えた。

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