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ラグビー コラム 2022年4月11日

【ハイライト動画あり】東芝ブレイブルーパス東京、プレーオフ争いのライバルに勝って5位浮上。ジャパンラグビー リーグワン第12節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1

【第12節ハイライト】トヨタヴェルブリッツ vs. 東芝ブレイブルーパス東京

東芝ブレイブルーパス東京は、3トライ差以上のボーナスポイント1を加えた勝ち点5をもぎ取った。POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)は、ハットトリックの活躍を見せた東芝ブレイブルーパス東京のCTBタマニバルが獲得した。

第4節の試合とは違い、ボールポゼッションで57%と上回り、ボールキャリー(1115回)とオフロードパス(130回)で12チーム中1位、ゲインメーター(7607m)で2位を誇る東芝ブレイブルーパス東京が相手陣22m内に入り、決定機にしっかりとトライを挙げたことが大きな勝因となったと言えよう。

東京ブレイブルーパス東京のトッド・ブラックアダーHC(ヘッドコーチ)は、「本当に選手のことをすごく誇りに思う。良い準備ができましたし、すごくハードワークしてくれました。特にラインアウト、スクラムがうまく機能したなと思っています。全体としては自分たちがアタックしたいという信念を見せることができた。ボーナスポイントを取れたことがすごくうれしい」と終始満足げに語った。

共同キャプテンのSH小川高廣は「勝ち点5を取れたことを本当に嬉しく思います。最後まで、自分たちのラグビーをしっかりやりきることができた。ここから残りの試合、本当に全部大事になるので、さらに自分たちのラグビーの精度を高めて、また来週もチャレンジしていきたい」と先を見据えた。

手痛い敗戦となったトヨタヴェルブリッツのサイモン・クロンHCは「前半の立ち上がりは良かったが、テリトリーのコントロールがうまくいかなかった。後半に31-32まで追い上げることができたが、ペナルティを取られたり、ミスタックルなどを繰り返したりして、相手を活かしてしまう形になった」と悔やんだ。

共同キャプテンのNO8姫野も、「ペナルティが多かった。自分たちが自分たちで首を絞めてしまったような状態になってしまった。ただ、選手のエフォートはすごく良かったし、気持ちも入っていたし、トヨタらしさというのも出ていた部分もある。もっと自分たちのラグビーを突き詰めないといけない」と悔しさをにじませつつも前を向いた。

勝ち点を34に伸ばし、4位の横浜キヤノンイーグルスに2ポイント差に迫って5位に浮上した東芝ブレイブルーパス東京は、4月16日(土)、東京・秩父宮ラグビー場で9位のリコーブラックラムズ東京と対戦する。

勝ち点を32から増やせず、5位から6位に順位を落としたトヨタヴェルブリッツは16日(土)に大阪・ヨドコウ桜スタジアムで10位のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪と戦う。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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