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ラグビー コラム 2022年4月3日

【ハイライト動画あり】ボールキープで猛攻!花園近鉄ライナーズがリーグホスト最終戦で劇的勝利

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2

【第9節ハイライト】花園近鉄ライナーズ vs. 日野レッドドルフィンズ

さらにライナーズはクイックスタートで奇襲。途中出場の吉本匠が突破から、日本代表CTBシオサイア・フィフィタのチーム4トライ目(ゴール失敗)で4点差(17-21)。

最後まで攻撃的なマインドを崩さなかったライナーズ。

待望の逆転トライは後半36分。相手の中途半端なキックを獲得すると、自陣のショートサイドを破り、WTB木村がパス交換から独走。

ファンの応援とナイター照明を浴びながら、スピードスターが左中間に殊勲の逆転トライ。途中出場の吉本匠がコンバージョンも決め、虎の子の3点リード(24-21)を得た。

しかしレッドドルフィンズも最後まで諦めない。

最終盤でフォワードが大仕事。相手ボールスクラムでペナルティを奪った。ここから敵陣ゴール前に侵入すると、フォワード同士がプライドを懸けたモール勝負。

ここでライナーズは反則をせずにモールを押し返す好守。さらに途中出場の吉本らの好タックルから相手を押し返し、勝利を決定づけるターンオーバー。

直後にホーンが鳴り、タッチに蹴り出した。夜の花園にノーサイドの笛と歓喜の声が響く。劇的な逆転勝利。プレイヤー・オブ・ザ・マッチにはトライを決めたLOサナイラ・ワクァが選出された。

勝者となったライナーズのFL野中キャプテンは試合後にマイクの前に立ち、リーグ戦での今季ホスト最終戦への応援、来場への感謝を述べた。

7勝2敗となったライナーズの次戦は4月10日(日)。岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで、1勝8敗(5位)の釜石シーウェイブス戦に臨む。

「『ディビジョン1に上がる』という今年の目標を達成するために、もうワンステップ成長してからランキングマッチ(順位決定戦)へ行きたいと思います」(ライナーズFL野中キャプテン)

一方、6敗目を喫したレッドドルフィンズ。

試合終盤まで熱いファイトを展開したが、第9節を終え、上位ディビジョンとの入替戦を逃してしまった。次戦は同じく4月10日、こちらも1勝8敗(6位)のスカイアクティブズ広島と激突する。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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