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ラグビー コラム 2022年4月1日

コロナ禍の影響を大きく受けた大会。決勝は東福岡の辞退で報徳学園が初優勝。全国高校選抜ラグビー大会総括

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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今年の選抜大会はコロナの影響で十分に練習をすることができていないチームも多く、選抜大会が新チームになってから初の公式戦だったというチームもあった。いずれにせよ、今大会の試合経験を糧に、花園に向けて選抜に出場したチームが成長していくことは間違いなさそうだ。

東福岡の大川主将(左)と報徳学園の植浦主将

結局、決勝も閉会式も行われなかったが、決勝が行われるはずだった3月31日(木)、熊谷スポーツ文化公園にある、埼玉パナソニックワイルドナイツの練習場「さくらオーバルフォート」で報徳学園と東福岡が練習試合を行った。

東福岡は決勝戦の辞退勧告を受け入れたが、埼玉ワイツドナイツの協力で抗原検査とPCR検査の両方を行って全員が陰性だったこと、さらに濃厚接触とされる日から5日が経過していたこと、さらに両校の校長の許可を得た上で、報徳学園と練習試合を行った。両校は40年あまり、毎年定期戦を行っているという関係性も大きかったという。

埼玉ワイルドナイツは練習場を貸すことだけでなく、レフリーを派遣したり、試合をYouTubeで流して、HO(フッカー)堀江翔太選手、SO(スタンドオフ)松田力也選手が解説したりするなどサポートに努めた。試合は主力が出場した前半は東福岡の17-5と優勢。後半、報徳学園がメンバーを大きく変えたこともあり、東福岡が37-10で勝利した。

ノーサイド後は両チームで記念撮影

花園で再び顔を合わせることが期待されるが、ともにBKにタレントが揃うチームだけに、まずは夏の7人制ラグビーの全国大会での再戦も大いにありそうだ。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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