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唯一負け越している1チームは、3勝8敗で9位(実戦3勝4敗)につけている静岡ブルーレヴズ。しかし被ペナルティは2番目に少ない。規律意識の高いチームと言えそうだ。
アタック部門は「東京サンゴリアス」が首位をほぼ独占。「神戸スティーラーズ」も攻撃力上位
そして以下の表は攻撃に関する平均データだ。
ボールを持って進んだ距離「ゲインメーター」。タックラーに触らせずに抜け出す「クリーンブレイク」。相手にコンタクト(タックル等)されながらも前に出た「ディフェンス突破」だ。
サンゴリアスは昨シーズン(トップリーグ2021)のリーグ戦においても、攻撃3部門(ゲインメーター、クリーンブレイク、ディフェンス突破数)でトップだった。
圧倒的な攻撃力はリーグワンでも健在だ。ご覧の通り、同3部門で断トツの1位。評判のアタック力が裏付けられた。
またスティーラーズは順位こそ4勝7敗の7位(実戦3勝5敗)だが、攻撃部門のデータは上位。ゲインメーターで4位、クリーンブレイクで2位、DF突破数で2位だ。
日本代表復帰を狙う2019年W杯戦士、アタアタ・モエアキオラは第11節終了時で、DF突破数でチームトップの41回を記録している。キックスキルの成長も見せており、2021年度の日本代表で活躍した高校・大学(目黒学院高、東海大学)の同期、テビタ・タタフ(サンゴリアス)との“代表共演”を目指す。
ラインアウト成功率ツートップは「神戸スティーラーズ」「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」。安定感抜群のスクラムは「埼玉ワイルドナイツ」
最後はラインアウト成功率とスクラム勝率だ。
ラインアウト成功率はスティーラーズが第11節終了時点で1位。有田隆平や平原大敬といった30代のベテランフッカーによる高精度のスローイングも大きいだろう。
2位はラインアウトモールが大きな得点源であるスピアーズだ。第10節終了時では、自陣でのラインアウト成功率が D1 最高の91%だった。
3月28日にはスローワーでもあるフッカーに、元サンウルブズのHOジャバ・ブレグバゼの加入(今季終了までの短期契約)が公表された。いぶし銀のスクラムマンの加入で、いよいよスピアーズのラインアウトは要注目だ。
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