人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年3月29日

【ハイライト動画あり】前年王者・東福岡は不戦勝、報徳学園は桐蔭学園を破って初の決勝進出。全国高校ラグビー大会 準決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

全国高校選抜ラグビー大会 準決勝

【ハイライト】桐蔭学園 vs. 報徳学園

後半、SO伊藤を中心にボールを動かした報徳学園は5分、WTB中山雄太(2年)が突破し、最後はFB(フルバック)竹之下仁吾(2年)がトライを挙げ、31-7と大きくリードを奪う。20分から桐蔭学園もPR増田廉(2年)、FB萩井耀司(1年)が2トライ返したが、報徳学園も途中出場のPR橋本凌(2年)がトライを挙げた。終わって見れば報徳学園が6トライを挙げて、36-21で勝利。全国大会で初の決勝進出を決めた。

接点では報徳学園が前に出た

ケガ人などの影響もあり、チームの半数が1年だった桐蔭学園の藤原秀之監督は「ブレイクダウンもボールキャリーも完敗でした。前半(の最後に)3本取られて勝負が決まってしまった感じです。現状、今の立ち位置がわかった」と話した。ゲームキャプテンを務めたPR守安は「追い詰められた場面での経験の少なさが出た。チームメイトとしか、試合形式ができなくて対応力が足らなかった」と肩を落とした。

佐賀工業とともに3位となった桐蔭学園

報徳学園の西條裕朗監督は、「率直にホッとしたし、嬉しかったです。試合が少なかったので、自分たちがどのくらい通用するかわからなかったので、勝てて決勝に向けて自信になればいいと思います。自分たちでボールを動かす、ディフェンスする、身体を張るだけでした。FWが接点、セットプレーで身体張ってくれて、BK(バックス)が活きてくれた」と振り返った。

J SPORTS オンデマンド番組情報

キャプテンFL(フランカー)植浦慎仁は、「前に上がってディフェンスからできてよかった。インパクトがチームのテーマで、ファーストインパクトからしっかりやった。(決勝戦は)ディフェンスから報徳らしくやっていきたい。FWがラグビーをしっかりしないと負けるので、FWが勝って試合を決めたい」と意気込んだ。

攻撃的なリードを見せた報徳学園SO伊藤

SH(スクラムハーフ)村田大和とともに展開ラグビーをリードしたSO伊藤は「BKラインでどんどん前に出られた。BKラインはボールまわしでも前に出られるし、縦のスピードも上がってきて、(昨年のチームよりも)脅威が増したかなと思います」と胸を張った。

ともに展開ラグビーが持ち味とする、2年連続7度目の優勝を目指す東福岡と初優勝を狙う報徳学園の決勝戦は3月31日(木)11:00にキックオフされる。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ