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ラグビー コラム 2022年3月28日

ベスト4が決定。6年連続の桐蔭学園、2年連続の東福岡、19年ぶりの佐賀工業、そして初の報徳学園。全国高校選抜ラグビー大会 準々決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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攻守で前に出るプレーが持ち味の東福岡CTB西

だが、5分のPGを挟んで、14分には攻撃を継続して、最後はCTB西柊太郎が中央にトライを挙げて10-0とした。18分、今度は中部大春日丘が武器とするモールで押し込み、最後はHO(フッカー)浜浦光太郎(1年)が押さえて5-10とする。しかし、攻撃力で勝る東福岡はボールを展開。PGで追加点を奪った後と、25分にWTB(ウィング)馬田琳平、ロスタイムにWTB上嶋友也がトライを挙げ、25-5で前半を折り返した。

後半はFL大川虎拓郎キャプテンが「風上なので、自分たちの展開ラグビーをしようとした」と話した通り、東福岡がよりワイドアタックを仕掛け、WTB上嶋がハットトリックを達成するなど、さらに5トライを重ねて54-5で快勝し、2年連続のベスト4入りを決めた。

國學院栃木の司令塔でありキャプテンのSO伊藤

第4試合は冬の花園準優勝の國學院栃木(栃木)とベスト8だった佐賀工業(佐賀)の対戦となった。ともにFW(フォワード)、接点が強く拮抗した状況となるが、前半20分、國學院栃木は今大会初先発となったキャプテンSO伊藤龍之介(2年)のパスにNO8(ナンバーエイト)北村優が抜け出し、中央にトライを挙げて7点を先制する。

前半29分、佐賀工業は得意のモールでプレッシャーをかけて、最後は今大会好調のWTB大和哲将(1年)がトライ、ゴールも決めて7-7の同点でハーフタイムを迎えた。後半2分、國學院栃木はSO伊藤のキックパスをCTB山田壮(2年)がキャッチしてトライ、さらに15分にもHO尾池政人(2年)がトライを挙げて19-7とリードした。

だが、「モメンタム」(勢い)が今季のスローガンである佐賀工業は21分にFB(フルバック)井上達木がPGを決めると、25分にはSO服部亮太(1年)が相手ディフェンスラインの裏に転がし、自ら押さえてトライを挙げて17-19と2点差に迫る。

佐賀工業FB井上のDGで逆転

ロスタイム、佐賀工業は相手陣に攻め込み、アドバンテージの中、FB井上がDG(ドロップゴール)を決めて、20-19と逆転に成功し、そのままノーサイド。FB井上は「DGを外しても(アドバンテージがあったため)もう1回、PGが狙えたので気持ちよく蹴りました。(決まって)最高でした」と破顔した。

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