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ラグビー コラム 2022年3月23日

文武両道の福岡県立修猷館高校、自力で決めた初の選抜出場。全国高校選抜ラグビー大会 注目校紹介

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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自力で初の選抜出場を決めた修猷館

3月25日(金)から31日(木)まで、埼玉・熊谷ラグビー場を中心に、春の高校王者を決める第23回全国高校選抜ラグビー大会が行われる。今回は注目校の1つ、14大会ぶり2度目、そして自力では初の出場を決めた修猷館(しゅうゆうかん)高校を紹介する。

福岡県立修猷館高校といえば福岡藩校の流れを組み、東京大学、京都大学、九州大学への合格者も多い県内屈指の進学校である。3月に卒業したラグビー部員も九州大学に2人、筑波大学医学部に1人、高校日本代表候補に選ばれたWTB(ウィング)/FB(フルバック)福島秀法選手など早稲田大学に3人が現役合格し、昨年3月に卒業した先輩も一浪の末に京都大学や慶應義塾大学に合格したという。

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ラグビー部は1925年創部の歴史を持ち、「花園」こと全国高校ラグビー大会には8度出場し、1951年度大会はベスト4も経験している古豪として知られている。

一昨季、福岡県から2校出場できた100回大会の記念大会でも、福岡予選では決勝に進出。昨季の同予選でも決勝に進出し、東福岡に敗れたが、近年、レベルの高い福岡で上位に進出。今季の新人戦も、準決勝で東海大福岡を下して九州大会に進出した。

そして迎えた九州大会では、1回戦で鹿児島工業(鹿児島)に21-7で勝利し、2回戦で花園常連の高鍋(宮崎)と激突。前半こそ、7-14と劣勢だったが、後半は伝統であるチーム一丸となった守備で相手を零封し、21-14で勝利。ベスト4に進出し、自力では初の選抜大会出場を決めた(2008年は大会推薦の「チャレンジ枠」で初出場)。

キックによるゲームメイクでチームを引っ張るSO島田主将

公立校のため部員は2年生12人、1年生14人の26人(その他に2年生の女子部員1人、マネージャー4人)と強豪校と比べて決して多くなく、部員の1/3はラグビー未経験で高校から始めた選手だ。毎週6日の練習をしているが朝練習はなく、1回の練習は2時間半ほどと集中して行っている。

それでは、なぜ修猷館ラグビー部は近年、強豪ひしめく福岡で上位に進出し、今大会で、全国大会に出場することができたのか。

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