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ランだけでなくハイボールキャッチも得意で、複数ポジションでプレーできることもプラスに働くはずだ。リーグワンではサンゴリアスのジャージーでトライを量産できるか。
明治大学から来た大型FB雲山
もう1人は身長187cm、体重93kgの大型FB雲山弘貴だ。報徳学園から明治大学に進学し、縦に強いランと、ロングキックで、大学1年時から紫紺のジャージーに袖を通して活躍を続けた。
5歳の頃、幼稚園の友達に誘われて西宮甲東ジュニアラグビークラブで競技を始めた。小さい頃は大畑大介、小野澤宏時らに憧れており、日本代表になることが目標だったという。報徳学園では花園ベスト8進出に貢献し、河瀬とともに高校日本代表でも活躍した。
明治大学では1年から試合に出場したが、大学選手権決勝の舞台には立つことができなかった。2年生のシーズン終了後には、サンウルブズに練習生として参加して、日本のトップの選手たちに教えを請うて研鑽を積んだ。
FBでプレーすることにこだわりを見せる雲山は「サンゴリアスの一員としてプレー出来ることを大変うれしく思います。選手として成長し、少しでも早くチームの勝利に貢献できるよう、日々努力していきます」と意気込んだ。東京サンゴリアスでも15番をつけて存在感を示すことができるか。
2021年4月に加わったルーキーFL下川甲嗣(早稲田大学出身)は昨年4月早々、試合に出場してトライを挙げた。そしてリーグワンでは接点での強さ、運動量が評価されて、すでにレギュラークラスとして活躍している。2022年度の新人もポテンシャルの高い5人が揃っている。選手層の厚い東京サンゴリアスの中で、下川に続く選手は現れるだろうか。
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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