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ラグビー コラム 2022年3月7日

【ハイライト動画あり】“再興”途上の東芝ブレイブルーパス東京が連敗脱出!横浜キヤノンイーグルスを降す

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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そして、トライ後の難しいコンバージョンをSO中尾が成功。ここで鹿児島大卒の27歳がリードを3点(21-18)に広げたことが、結果的に勝敗を変えた可能性があった。

というのも、直後の後半38分、イーグルスは敵陣中央のスクラムで強制ペナルティを奪取。

フロントローに五十嵐優、松岡将大をまじえたスクラムで値千金のPKを獲得したが、ここで1点差ならば逆転PG、という選択もあったからだ。

しかし残り2分弱で、3点を追いかけるイーグルスはラインアウトからの逆転トライを狙った。

ラインアウトで、強心臓のHO庭井祐輔が正確なスローイングを見せると、競られたもののモールを形成したイーグルス。バックスも入ったモールでじわじわ前進。

しかしモールからラックが出ず、無念の攻守交代。ブレイブルーパスがボールを出し、ホストで21-18の劇的な幕切れ。今季4勝目を手にした。

プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)は勝者からWTBナイカブラ。11キャリーで10回のディフェンス突破、クリーンブレイク2回、そして剛脚で2トライ。文句なしのPOMだった。

3敗目を喫したイーグルスの次戦は3月12日(土)。いまだ実戦未勝利のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪と東京・秩父宮ラグビー場で戦う。

勝敗を五分に戻したブレイブルーパス。次戦は3月13日(日)、同じく秩父宮ラグビー場にNECグリーンロケッツ東葛を迎え撃つ。

16節あるレギュラーシーズンは折り返しとなる。ディビジョン1は上位4チームが初代王者が決まるプレーオフへ、下位3チームがホスト&ビジターの入替戦へ回る。順位をめぐる争いはいよいよ激化しそうだ。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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