人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年3月6日

【ハイライト動画あり】磐石のワイルドナイツが敵地でレッドハリケーンズを圧倒。リーグワン第8節レビュー。

ラグビーレポート by 直江 光信
  • Line

終わってみれば66-10の圧勝で6連勝を飾ったワイルドナイツ。9トライをマークしたアタック面以上に際立ったのが、終始安定感を保ち続けたディフェンスだ。レッドハリケーンズの果敢なファイトに自陣深くまで攻め込まれるシーンも少なかったが、まるで動じることなく強固な陣形を敷き、あと一歩の前進をことごとく阻止。一発一発のタックルの厳しさに加え、懐の深さも感じさせる守備局面でのパフォーマンスに、前年度王者の貫禄がにじんだ。

NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 vs. 埼玉ワイルドナイツ アクションエリア

ボールポゼッションや地域支配率は両軍ともほぼ同じ数字ながら、スコアでは大きな差がついた。それこそが試合巧者ぶりの表れであり、ワイルドナイツのゲームだったことの証といえるだろう。これでワイルドナイツは勝点を27に伸ばし、3位に浮上。開幕からの2節こそ新型コロナウイルスの影響で不戦敗となったが、実施された試合に限れば6戦全勝で、全16節のリーグ戦の折り返し地点にして早くも頭ひとつ抜け出しているような印象すら抱かせる。

一方のレッドハリケーンズは前の試合から中4週と間隔が空いたこともあってか細かい部分の連携ミスが多く、攻めた場面でスコアを積み上げられなかったことが大敗の要因となった。これで6敗目となり、戦った試合では勝利がない状況が続いている。多くの主軸がケガで戦線を離脱しており、復帰を待ついまがまさに今季の踏ん張りどころ。残り8節での巻き返しを期待したい。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ