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ラグビー コラム 2022年2月28日

【ハイライト動画あり】黒と赤の「事務機ダービー」は横浜キヤノンイーグルスに軍配。ジャパンラグビー リーグワン第7節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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2トライを挙げたWTB松井

さらに11分、ボールを動かした後、SO田村が自陣からオープンサイドのスペースに大きくキック、ワンバウンドしたところを再び、WTB松井がキャッチしてトライ、SO田村がゴールを決めて12-0。さらに17分にはSO田村がPG(ペナルティゴール)を決めて15-0とリードを広げた。

PGを決めるSO田村

ホストのブラックラムズ東京も早い時間帯で得点を返そうと、BK陣のアタックやFWのモールなどで何度も攻め込むが、横浜キヤノンイーグルスの粘りのディフェンスの前にゴールラインを割ることができなかった。

後半、やや拮抗した状態が続き、SO田村のPGで追加点を加えた横浜キヤノンイーグルスは19分、モールを押しもみ、最後はNO8マフィが押さえて25-0と大きくリードした。

たが、残り20分、ホストのファンの応援でブラックラムズ東京が奮起する。22分、14フェーズを重ねた後、FLカーワンが抜け出して、最後はFL松橋がトライし、7-25.さらに、35分もボールを我慢強く継続して、最後はWTB栗原由太が左サイドに押さえて12-25と追い上げる。

トライを挙げたFL松橋

ただ、横浜キヤノンイーグルスは37分、スクラムからNO8マフィがボールを持ちだして相手を引きつけてオフロードパス、最後は途中出場のSH天野寿紀が飛び込みトライ。そのままノーサイドを迎えた。

『赤』の横浜キヤノンイーグルスが、30-12で、『黒』のブラックラムズ東京を下し、POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)にはゲインを繰り返したNO8マフィが選出された。

横浜キヤノンイーグルスはボールポゼッションでは46%と相手よりも低く、アクションエリアも自陣22m内から相手陣22m内での時間帯が多かったが、それでも快勝できたのは、SO田村のキックを中心に得点機にしっかり得点を挙げたこと、さらにディフェンスでも相手を2トライに押さえたことが大きかったと言えよう。

順位は5位と変わらなかったが、勝ち点を22と伸ばし、上位を追う横浜キヤノンイーグルスの沢木啓介監督は「良いプレーもあり、また課題が明確になった、そういうゲームだった。その課題をチーム全員でしっかり改善して、良い方向にチームの流れを持っていけるように準備していきたい」とさほど喜ぶことなく、次を見据えた。

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