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ラグビー コラム 2022年1月10日

「深紅」の帝京大学、公式戦を無敗で駆け抜け4年ぶり10度目の大学王者。ラグビー全国大学選手権決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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吠える帝京大学RP細木主将

また、嗚咽しながらインタビューに答えていたキャプテンPR(プロップ)細木康太郎(4年)は「すごくうれしい。これまで応援やサポートしてくれた人、一緒に戦ってきた部員のみんながいたから、ここまで来られた」。

試合の流れを決めたスクラムに関しては「僕たちがプライドを持っているスクラムで、試合を通して圧倒できたことは、これから僕の人生においてもこのチームの未来に大きくつながる」と胸を張った。

会見が終了した後、岩出監督が今季限りでの勇退を発表した。「今日の試合で、監督として最後にさせてもらおうと思っています。いろいろ考えを持って大学とも相談して、勝っても負けても今日で終わりにしようと思っていた」。

「学生たちの頑張りで、運良く勝たせてもらった。26年間、監督させてもらったが、帝京大学の監督はこの試合で引退させてもらう予定です。キャプテンには2、3日前に話をさせてもらった。学生たちのマインドを下げたくなかったので黙っていたが、一緒に卒業していく人間なので(キャプテンには話した)」。

「いろいろな経験と充実した時間いただいた。後任は決めていますので、次の監督がしっかり頑張ってくれると思います。一番、チームが充実して、一番いい時に渡せたと個人的に思っています」と話した。

今季、公式戦無敗で駆け抜けた

春から公式戦では無敗で走り続けた「深紅」の帝京大学が、決勝戦でも積み上げてきたスクラム、接点、ディフェンスで相手を上回り10度目の栄冠に輝き、今季の大学シーズンは幕を閉じた。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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