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ラグビー コラム 2022年1月10日

「深紅」の帝京大学、公式戦を無敗で駆け抜け4年ぶり10度目の大学王者。ラグビー全国大学選手権決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ゴールは決まらなかったが、4トライを挙げた帝京大学が20-0で前半を折り返した。

後半、「自分たちのラグビーをしよう」と明治大学も反撃。8分、相手陣奥のモールを押し込み、最後はHO(フッカー)田森海音(4年)がキャリーして右中間にトライ。ゴールも決まって7-20と追い上げる。

NO8奥井のトライ

ただ、帝京大学のディフェンスは集中しており、スクラムでも圧倒して、最後までペースを相手に渡すことはなかった。すると25分、帝京大学はラインアウトから連続攻撃を仕掛けて、トップスピードで入ってきた奥井が右中間にトライ。27-7と再び点差を20点差とした。

34分、明治大学も意地を見せてFL(フランカー)福田陸人(4年)がねじ込んでトライ。13点差に追い上げたが、結局、そのまま27-14でノーサイドを迎え、帝京大学が4大会ぶり10度目となる大学日本一に輝いた。

敗れた明治大学の神鳥裕之監督は、「完敗だったと思います。潔く負けを認めることも大事。ここまでチームを引っ張ってくれた4年生を誇りに思います。自分もこのチームを率いさせてもらって本当に感謝しかない。ここまでやってきた自信を持って、次のチームを作っていきたい」と話した。

明治大学SH飯沼主将

キャプテンSH(スクラムハーフ)飯沼蓮(4年)は「やり切ったが、相手が強くて完敗という感じです。ひたむきにシンプルなことをやり続けて、ここまでくることができました。新しい明治のひたむきさ、色を見せることができた。後輩たちにも引き継いでほしいですし、いいチームだったと思います」と振り返った。

岩出監督と細木キャプテン

帝京大学の岩出監督は「この1年間、また優勝できなかった期間の多くの選手たち、それからスタッフ、応援してくださった多くの方の思いを感じ、しっかり力を出し切ってくれと言うだけでした。スコア上は大きく開かなかったが、安定したゲーム運びをしてくれた。いいキャプテンに恵まれて選手たちが頑張った」と10度目の優勝を振り返った。

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