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ラグビー コラム 2022年1月10日

「深紅」の帝京大学、公式戦を無敗で駆け抜け4年ぶり10度目の大学王者。ラグビー全国大学選手権決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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帝京大学、4年ぶり10度目の優勝

1月9日(日)、東京・国立競技場で今季の大学王者を決める、ラグビー全国大学選手権の決勝が行われた。4年ぶり10度目の優勝を狙う帝京大学(関東対抗戦1位)と、3年ぶり14度目の王者を目指す明治大学(関東対抗戦3位)の対戦となった。

今年は6月の練習試合と関東対抗戦で対戦。ともに帝京大学が32-28、14-7で接戦を制していた。ただ、ともにFW(フォワード)に強みを持ちつつ、総合力の高い両校だけに、決勝でも接戦が予想されていた。

帝京大学のこの試合のテーマは「覚悟を持つこと」で、準決勝の京都産業大学戦からの反省から岩出雅之監督から「タックルに尽きる試合をしよう」と選手たちは送りだされた。

一方の明治大学は、1年間やってきた自分たちのラグビーを貫こうということで、「MEIJI PRIDE」という今季のスローガンそのままを試合のテーマとした。

試合の主導権を握ったのは、スクラムと接点で優位に立った帝京大学だった。前半4分、相手ゴール前でラインアウトのチャンスを得ると、ボールが乱れたがそのボールに素早く反応した副キャプテンCTB(センター)押川敦治(4年)がボールを拾い上げて、そのまま左中間へ先制トライ(5-0)。

FW戦で優位に立った帝京大学

さらに帝京大学はファーストスクラムで反則を得た後、敵陣に入る。12分、ラインアウトを起点にボールを継続し、最後は右サイドでボールを受けたWTB(ウィング)白國亮大(4年)が内に切れ込みトライを挙げ、10点差にリードを広げた。

33分、再びスクラムで押し込み、反則を得てゴール前ラインアウトからチャンスを得た帝京大学は相手陣奥でボールを継続。最後はNO8(ナンバーエイト)奥井章仁(2年)が順目に走り込んで数的有利を作って、WTB白國(4年)が2つ目のトライを決めて15-0とした。

前半は無得点に終わった明治大学

明治大学も1本トライを返そうと攻め込むが、前半終了のホーンが鳴った後のロスタイム、WTB白國が明治大学のパスをインターセプトして、50mを走り切ってハットトリックとなるトライ。「相手が長くて速いパスを放ってくるということがわかっていたので、少し狙いながらディフェンスをしていましたが、そこにボールが入ってきたのでよかった」。

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