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ラグビー コラム 2022年1月10日

【ハイライト動画あり】開幕戦の「府中ダービー」は合計106点の乱戦。東京サンゴリアスvs.東芝ブレイブルーパス東京。ジャパンラグビー リーグワン第1節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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その一方で、「課題も多く見えた試合。特にディフェンス面での課題があったと感じています。あと自陣から脱出するところで、少しディシプリンが足りない場面があったので、そのあたりが修正すべきポイントと感じています」と反省も忘れなかった。

キャプテンのCTB中村も「いい意味でも悪い意味でも、開幕戦でまだチームが完成していない中、自分たちの強みは出ていましたが課題も見えた。そういう意味では全体的にいいゲームだった。シーズンは長いですが、毎週、課題をクリアにして自分たちの強みを出して、最後のファイナルまで向かっていければ」と先を見据えた。

FBダミアン・マッケンジー

この日が日本デビュー戦となり、5本のPGと5本のコンバージョンを決め、80分間フル出場したFBマッケンジーは「初めての試合でたくさんの観客の方の前でプレーできたことがすごく嬉しかったです」と笑顔を見せた。

さらに「自分がもっとリーグワンのスピード感にしっかりアジャストしていかないといけないと感じましが、自分はこのテンポの速いグビーがあうと思っているので、ちょっとずつそこにアジャストして学んで、うまくプレーできるようにしていきたい」と語った。

一方、敗れた東芝ブレイブルーパス東京のトッド・ブラックアダーHCは「規律の部分で、繰り返しペナルティを与えてしまい勢いを失った」と敗因を語りつつも、「前のシーズンより良くなっている部分が見られている。学ぶものが多かった。これを活かして次の準備をしたい」と一定の評価を与えていた。

トッド・ブラックアダーHC

また、デビュー戦でトップリーグ時代も含めて最年少トライを決めたLOディアンズについて、元ニュージーランド代表選手だった指揮官は「ニュージーランドに送り返した方が良かったと思います(苦笑)」と冗談を言いながらも、「信頼して先発させた。日本代表に加わりインテンシティの高い環境ですごく成長した。今日のプレーでも自信をつけることもできた。19歳の頃の(ニュージーランド代表LO)サム・ホワイトロックのよう」と手放しで褒めた。

SH小川高廣共同主将は「自分たちはアタックに自信を持っていて、サンゴリアスもアタックに自信を持っているチームだったので、どっちがより多く、アタックができるかだった。だが、自分たちのディシプリンのところで、それができなくなってしまったので修正していきたい」と振り返った。

白星スタートを切った東京サンゴリアスは、次節もホストゲームとなり、1月16日(日)、再び、東京・味の素スタジアムでトヨタヴェルブリッツを迎える。一方のブレイブルーパス東京は、1月15日(土)に、大阪のヤンマースタジアムでNTTドコモレッドハリケーンズ大阪とあいまみえる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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