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ラグビー コラム 2022年1月7日

昨季台風の目となったNTTドコモが、ホームでブラックラムズ東京を迎え撃つ。ジャパンラグビー リーグワン、待望の開幕。

ラグビーレポート by 直江 光信
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今季は快進撃の原動力となったSHペレナラや南アフリカ代表WTBマカゾレ・マピンピらがクラブを離れたが、代わって現南アフリカ代表のSOエルトン・ヤンチースをライオンズから獲得。ヤンチースはライオンズ時代にもアッカーマンHCのもとで司令塔を務めており、チームづくりの手法を熟知する10番の加入は、ペレナラとはまた違ったプラス材料になるはずだ。もとよりアッカーマンHCは、現有戦力をひとつの方向に結集させて最大の力を引き出す手腕に定評ある指導者だけに、新たなメンバーでどんなチームに仕上げてくるのかが注目される。

対するブラックラムズ東京は昨季、3勝4敗のホワイトカンファレンス4位でリーグ戦を通過。プレーオフトーナメントでは東芝(現東芝ブレイブルーパス東京)との息詰まる攻防を制し、27-24で大きな勝利を収めた。続く準々決勝はチーム内で新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたことから無念の出場辞退となったが、こちらも一体感と気迫に満ちた戦いぶりで、シーズンを通して強いインパクトを残した。

2013年度からクラブを率いてきた神鳥裕之前監督が昨年6月に明治大学の監督に就任し、今季のチームは昨年度までアシスタントコーチを務めたピーター・ヒューワット新ヘッドコーチ体制でスタートを切った。戦力面では元NZ代表のFLエリオット・ディクソンがフランスへ移籍し、元日本代表FLのブロードハースト マイケルも引退したが、2020シーズンのサンウルブズで活躍したLOマイケル・ストーバーグや、スコットランド代表として18キャップを有するFL/NO8ブレア・カーワンらが加入。新キャプテンに指名された24歳の若きリーダー、HO武井日向をシンボルに、さらなる飛躍へと意気込んでいる。

シーズンの初戦だけに両者がどのような戦い方で臨んでくるのか読みづらい部分はあるが、この試合でひとつの焦点となりそうなのが、ブレイクダウン(タックル後のボール争奪戦)のバトルだ。NTTドコモレッドハリケーンズ大阪にとっては、アッカーマンHCの描くランニングラグビーを遂行する上でボールリサイクルのスピードと精度は生命線といえる要素。逆にブラックラムズ東京はこのエリアでアグレッシブに体を当てて圧力をかけ、勢いを生み出すスタイルを身上とする。厳しいファイトでどちらが優位に立つかによって、試合の趨勢も左右されるだろう。

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