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ラグビー コラム 2022年1月7日

新時代の幕開け。リーグ開幕試合「神戸S×SA浦安」プレビュー。NTTリーグワン2022

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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神戸Sスターティングメンバー

そんな神戸Sの開幕戦メンバーを見てみると、ヤマハ発動機(現静岡ブルーレヴズ)から移籍したPR山本幸輝がいきなりの先発。HO有田隆平、PR山下裕史という猛者2人とフロントローを形成する。

韓国代表歴のある選手はアジア枠の撤廃により出場競争が激化しているが、そんな中でも韓国代表4キャップのLO張碩煥は今年も先発を勝ち取り、U20南アフリカ代表歴のあるロック、JD ・シカリングとのツインタワー。

バックローは帝京大出身のFL今村陽良、バイスキャプテンのFL橋本皓、そして帝京大卒で27歳になったNO8ブロディ・マクカラン。

熟練のSH日和佐篤はNZ代50キャップのアーロン・クルーデンと試合をメイク。センターコンビは万能性ある二十歳の李承信、32歳になったCTBリチャード・バックマン

両ウイングは19年W杯代表のアタアタ ・モエアキオラ、トンガ代表4キャップのアンダーソン フレイザー、そして2021年度も日本代表で活躍したFB山中亮平だ。

リサーブメンバーも重厚。フロントローの控えは松岡賢太、中島イシレリ、Honda(現三重ホンダヒート)から移籍の日本代表・具智元。日本代表への定着を狙う移籍組の小瀧尚弘(元東芝)、中嶋大希(元NEC)の途中出場にも期待したい。

ビジターとなるSA浦安は、ヘッドコーチとして過去2度の5位を記録したロブ・ペニーを監督として再招集。ハイスキルを駆使してボールを大きく動かすラグビーを進化させ、初の4強以上を目指す。

19年W杯代表のロック、ジェームス・ムーアトンプソンルークなど話題性ある補強を敢行。チームの愛称とインスパイアを掛け合わせた『ARCSPIRE -UNITED WE SHINE-』をスローガンに、満を持して開幕戦に挑む。

SA浦安スターティングメンバー

強力スクラムが武器となっているSA浦安だが、スクラムの最前線に立つ先発フロントローは、PR庵奥翔太、HO三浦嶺、PR平井将太郎。前季の共同主将だったLO中島進護はジミー ・トゥポウとのコンビ。

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