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だが、16分に京産大がトライ、ゴールを成功させ、点差は10点に広がった。追いかける帝京大は25分、スクラムを押し込みSH(スクラムハーフ)李錦寿(1年=大阪朝鮮)が一気に抜け出してそのままトライ。点差を3点まで縮める。さらに32分、スクラムで京産大がコラプシング、SO高本幹也がPGを成功させ、同点に追いついた。
そして、京産大にシンビンが出た後の37分、帝京大は敵陣ゴール前ラインアウトから連続攻撃を仕掛け右へ展開。パスを繋げ、交代で入ったミティエリ・ツイナカウヴァドラ(3年=セントジョセフカレッジ)が右隅へ逆転トライ。ゴールも成功し、ノーサイド。帝京大は後半、粘り強く追い上げて逆転。決勝進出を決めた。
岩出雅之監督は「今日のゲームは決勝に向けて欠かすことのできないゲームになった。選手たちの粘り強さなどが成長できる内容だった」と前半苦しんだことについても、選手の成長につながったと語った。1月9日(日)に国立競技場で行われる決勝戦では大学日本一の座をかけ、明治大学との勝負になる。
キャプテンの細木康太郎(4年=桐蔭学園)は決勝の明治戦について「自分たちが変わるわけではなく、今シーズン1年積み上げてきたものを貫き、ゲームに全て出すだけ」と意気込んだ。9連覇から早4年、日本一は目前に迫っている。
文:高木恒汰/写真:亀ヶ谷沙希(帝京スポーツ新聞部)

帝京スポーツ新聞部
1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports
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