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ラグビー 全国大学選手権 準々決勝
【ハイライト】帝京大学 vs. 同志社大学
後半1分、キックオフから連続攻撃で敵陣に入り、白國の好ゲイン。右展開の末、NO8(ナンバーエイト)奥井章仁(2年=大阪桐蔭)がトライ。その6分後、同大は敵陣深くに入り連続攻撃。右展開でトライとゴールキックを決め、すぐさま7点を返す。
後半12分、カウンターから右展開。右端でラストパスを受けた奥井が快速を飛ばし独走トライ。しかし、その8分後、同大にトライを決められ、5点を返される。後半22分、CTB(センター)松山千大(3年=大阪桐蔭)が相手のミスを見逃さない攻撃でトライ。SO(スタンドオフ)小村真也(1年=ハミルトンボーイズ)もゴールキックを決めて点差を広げる。
さらに4分後、敵陣での連続攻撃から右展開。奥井が抜け出しそのままトライ。後半31分、トライを決められ7点を返されるが、同大の得点はここまで。後半37分、敵陣ゴール前ラインアウトからモールを押し込み、PR(プロップ)河島ミーシャ(4年=筑紫)がダメ押しのトライを決め、スコアは74-26。これが最終スコアとなりノーサイド。帝京大が終始試合を有利に進める展開で準決勝進出を決めた。
ゲームキャプテンのFL(フランカー)上山黎哉(4年=大阪桐蔭)は「今回の大学選手権が、自分たちとしては初戦ということで、1年間作り上げてきたこと、やってきたことを出し切ろう」とチームメイトに伝えて試合に臨んだという。
そして、結果に対して「試合の中で前半のような良い部分、ポジティブな部分がとても多くあった」と冷静に分析し、「自分たちのミスや反則が出てしまったところを修正して次につなげていきたい」と語った。
来年1月2日に東京・国立競技場で行われる準決勝の相手は京都産業大学。元日本代表の広瀬監督の下、23年ぶりに関西を制覇した「堅守が持ち味」である。9連覇の金字塔を打ち出した2017年度以来の頂点へ。“赤いジャージ”が最善を尽くし関西王者から白星を挙げにいく。
文/写真:諏訪部恭平(帝京スポーツ新聞部)
帝京スポーツ新聞部
1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports
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