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ラグビー コラム 2021年12月27日

【ハイライト動画あり】2度目の早明戦は明大がリベンジ スクラムの圧力で早大を追い込む

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ラグビー 全国大学選手権 21/22 準々決勝

【ハイライト】明治大学 vs. 早稲田大学

逆転に成功したトライをあげた大賀宗志(明治大学)

このノックオンのスクラムから明大は圧力をかけて反則を誘い、早大陣へ。その直後にも明大はスクラムで圧力をかけ、PKからのタッチキックで早大ゴール直前でのラインアウトを得る。ここからは明大はモール、スクラムで徹底して早大を押し込み、後半30分、ついにPR大賀がトライをあげ、20-15と逆転に成功した。その後何度かチャンスを作った早大だが、焦りもあってパスがつながらず、そのままノーサイドとなった。

「ただただ悔しいです。スクラムは、お互いに自分たちの形で組みたくて、スペースを取り合ってかみあいませんでした」と早大PR小林はスクラムに時間をかけ過ぎたことを悔いた。SO伊藤は「風上の前半に、僕のPGミスを含め、得点できていたら勝てたと思う」と唇をかんだ。また、「早稲田がやってはいけないことをやってしまった」といくつかのミスを振り返った。

何度も好タックルを見せた明大の飯沼キャプテンは「きょうはトラストがテーマで、これまでやってきたこと、練習、仲間など自分たちを信じて戦った。僕たちの目標は優勝なので、そこに向かって進んでいきたい」と力強くコメント。大賀は「練習試合も含めると今年4度目の早明戦で、一度も勝てずに終わるわけにはいかなかった」と語った。反則数は、早大の11に対して、明大は4。12月5日の11から大幅に減った。規律面の改善も勝因の一つだろう。昨季の準決勝で敗れた天理大、早明戦で敗れた早大を撃破。2つの雪辱を果たした明大は3年ぶりの優勝を目指し、2022年1月2日、国立競技場で東海大と対戦する。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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