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ラグビー コラム 2021年12月24日

同志社大学、辞退で叶わなかった2年越しの想いとともに対抗戦王者の帝京大学と対戦。ラグビー全国大学選手権

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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ラインアウトでの攻防に注目

対する同志社としては、セットプレーを安定させて攻撃の時間を増やしたい。まずは試合を重ねるごとに調子を上げてきたスクラムで、重量で勝る相手から主導権を握る。大東大戦では、関東のスクラムに臆することなく押し切り、トライの起点を演出。関東の大学相手にも通用するという確かな成長と手ごたえを得る結果となった。

一方の帝京大はスクラムとラインアウトで圧倒的な強さを示す。特にラインアウトでは192cmの本橋、187cmの青木を軸に高さで勝負をしてくることが予想される。身長差を機動力で補い、得点源であるラインアウトからのモール攻撃に持ち込めるか。BKの実力は拮抗していることから、FW陣のここ一番での踏ん張りこそが勝利を近づける。

さらに、接点でのディフェンスも試合を決める大きな要素だ。「しっかり前に出て身体を当てる事が重要」(田村)。1年間こだわってきた前に出て低く突き刺さるタックルがどこまで通用するか。激しいディフェンスから流れをつくり、決定力の高い大森や山口楓が一発で仕留める理想の展開へ。粘り強い攻撃でフェーズを重ねてトライを取り切る同志社のラグビーを体現したい。

大学ラグビー界屈指の選手層を誇る帝京大。簡単に倒せる相手でないことは間違いない。「去年に出来なかった試合が今年はできるので、去年の分まで頑張りたい」(梁本)。昨年も対戦予定だったが、同志社の辞退で叶わなかった2年越しの想い。どん底から這い上がってきたチャレンジャーとして優勝候補筆頭に挑む。

文/写真:勝部健人(同志社スポーツアトム編集局)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

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