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ラグビー コラム 2021年12月23日

【ハイライト動画あり】明治大学、昨季王者を撃破。選手コメントで振り返る天理大学戦。ラグビー全国大学選手権

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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ラグビー 全国大学選手権 4回戦

【ハイライト】明治大学 vs. 天理大学

このまま明大が圧倒するかと思われたが、直後に2連続トライを奪われ、1トライ差まで得点を詰められる。油断を許さない状況になったものの、27分に明大に有利な追い風が吹く。天理大がスクラムの際に反則を繰り返したためシンビンが下され、相手FWが1人欠ける状態になる。

攻守に渡って活躍した飯沼

そのまま迎えた31分、相手ボールスクラムを勢いよく崩すと、明大がターンオーバー。ペナルティを獲得し、選択したショットをリザーブで入ったCTB齊藤誉哉(文3=桐生一)が決める。その後、35分には天理大にゴールライン間近まで追い込まれるも、飯沼のジャッカルが決まり、チームの危機を救う。終始『強いFW』が天理大を圧倒し、最終スコア27-17で昨年度の借りを返した。

今試合の勝利のカギはセットプレーだった。昨年度の大学選手権では自慢の『重戦車』も歯が立たず、雪辱に燃えていたFW陣。「天理に対してどう当たるかというのも明確にした2週間だった」(田森)。徹底した準備とともに、試合中は声掛けも意識したそう。

「フロントローが自信持ってスクラムを組みたいと試合中に言ってきた」(大石)。声を出しチームを鼓舞することでいい流れをつかんでいく印象がある天理大。「そこで負けたくないと思い、自分も声を出した」(大賀)。ささいなことかもしれないが、このようなところからチームの士気を上げていた。

次戦の相手は永遠のライバル・早稲田大学。12月5日に行われた明早戦では、何度も敵陣に攻め込みボール保持率は高かったものの、早大のダブルタックルや整ったディフェンスラインに屈した。

また、準備期間が3週間ある早大に対し、次戦までの時間が1週間しかない明大。この短い期間でどれだけ対早大の対策を練れるか、また準備を行えるか。「自分たちは負けているのでチャレンジャーの気持ちで必ずリベンジして勝つ」(飯沼)。3年ぶりの全国王者へ、いばらの道はまだ続く。

文:堀之内萌乃/写真:田中佑太(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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