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ラグビー コラム 2021年12月16日

今季充実の日本大学に、13大会ぶり出場の日本体育大学が挑む。ラグビー大学選手権

ラグビーレポート by 直江 光信
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ハラトア・ヴァイレア(日本体育大学)

大黒柱はNO8からWTB、FBまでこなすハラトア・ヴァイレアで、突破役としても、キッカーとしても絶大な存在感を誇示。切れ味鋭いフットワークを誇るWTBクリスチャン・ラウイも、フリーでボールを持てば相手にとって大きな脅威となる。FWではタックルとサポートプレーで献身的に働くFL高橋(※「高」は正しくは「はしご高」)泰地主将が背中で範を示し、LO諏訪和希の意欲に満ちた攻守も、チームに貴重な活力をもたらしている。

キックオフ48時間前に発表された先発予定メンバーを見ると、日本大学はリーグ最終戦の法政大学戦から両PRを入れ替え、FW第1列はPR春野星翔、HO井上風雅、PR岩上龍という並び。趙誠悠とテビタ・オトのLO陣、板倉正矢、飯田光紀の両FLまでは同じ布陣で、シオネ・ハラシリがNO8に戻ってきた。SH前川李蘭とHBコンビを組むのはケガから復帰した饒平名悠斗で、前の試合で10番に入った普久原琉は本来の15番に下がる。TB陣はWTB水間夢翔、CTBフレイザー・クワーク、CTB広瀬龍二 WTB高野(※「高」は正しくは「はしご高」)謙人という不動のラインだ。

日本体育大学は3週前の筑波大学戦とまったく同じラインアップで、フロントローは砂田優希、ミキロニ・リサラの両PRにHO森屋颯太、LO陣は伊藤拓哉と諏訪和希が務める。バックローはFL高橋泰地主将とFL小泉敦矢、NO8ハラトア・ヴァイレアの3人だ。HBはSH梶田壮馬とSO勝目龍馬の4年生&1年生コンビ。松尾峻輔、皆川祥汰のCTB陣にクリスチャン・ラウイ、鈴木颯の両翼が並び、最後尾のFBには貝森瞭太が入る。

日本大学は3大会連続、日本体育大学にとっては実に26大会ぶりの選手権ベスト8進出をかけた一戦で、勝ったチームは12月26日の準々決勝で関西王者の京都産業大学と対戦する(@熊谷ラグビー場、11時30分キックオフ)。今季ここまでの足取りを見れば日本大学の優位は確かだが、一発勝負のプレッシャーがかかる戦いで予想通りの展開になるとは限らないのが、トーナメント戦の醍醐味だ。4年生にとっては、負ければそれがこのジャージーを着てプレーする最後の試合となる。気持ちのこもった熱闘を楽しみたい。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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