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ラグビー コラム 2021年11月22日

伝統のラグビー早慶戦 早稲田が優勝の望みつなぐか、慶應が意地を見せるか

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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両チームともスピードあるBKを生かすためには、スクラム、ラインアウトのセットプレーを安定させ、ボール争奪戦で優位に立ちたい。ボールキャリアーの強さでは、PR小林賢太(4年)LO村田陣悟(2年)、FL相良昌彦(3年)NO8佐藤健次(1年)ら突破力ある選手が揃う早大がやや優位だが、慶大もFL山本凱(4年)、高武俊輔(3年)ら攻守に体を張る選手がおり、前に出るディフェンスで対抗したい。できるだけ相手陣で戦い、準備したプレーで効率よくスコアしたいところ。慶大が勝てば、2011年以来の勝利となる。

今季より指揮を執る早大の大田竜彦監督には特別な思いもある。11月14日、早大OBで日本ラグビー協会名誉会長を務めるなど日本ラグビーの歴史に確かな足跡を残した日比野弘さんが亡くなった。日比野さんは佐賀工業高校時代の大田尾監督を早大に勧誘した人だ。日比野さんがいなければ大田尾監督は早大に入学しなかったし、その後の活躍、そして監督就任もなかったかもしれない。恩返しの勝利を、という気持ちは強いだろう。果たして今年はどんな戦いになるのか。大正時代からの歴史を感じつつ観戦したい。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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