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立命館大ボールでキックオフされた試合は、序盤から天理大の守備が光った。
立命館大は武器であるラインアウトモール、工夫を凝らしたサインプレーでスコアを狙う。
しかし天理大は茨城・竹園高出身の2年生LO鄭がジャッカルを披露すれば、CTB高部が立命館大のCTB木田キャプテンの突破を許さぬディフェンスで、相手の反則を誘う。
この反則から右コーナーに侵入した天理大は前半11分、モールでは仕留めきれなかったものの、最後はHO佐藤キャプテンがもぐりこんで先制トライを奪った。
7点を追いかける立命館大もこだわりのある守備で強みを発揮。ビッグゲインを許しながらも大崩れせず、エリア外側でWTB藤井がジャッカル成功。一進一退の攻防を演じる。
しかし立命館大はラインアウトが不安定。天理大の競り合いもあり得点機で自軍ボールのラインアウトを確保できない。
すると天理大は前半26分、アドバンテージ状態でCTB間森がショートキック。快足のFB江本が再獲得して独走してチーム2トライ目。14-0とリードを広げた。
さらに前半35分にも1トライを追加した天理大に対して、立命館大の初得点は前半ロスタイムだった。
立命館大は一度は相手にターンオーバーを許しながらも、ふたたび得意の守備でターンオーバー。最後はFB安井拓馬が防御裏へグラバーキックを転がし、混戦からCTB木田キャプテンが捕球してトライラインへ。意地のトライでビハインドを14点(7-21)に縮めて後半へ向かった。
後半最初のトライは鮮やかだった。
天理大は敵陣でのラインアウトからLOモアラのピック&ゴーなどで防御を攪乱。PR高橋らが激しく身体を当て続け、CTB高部が鮮やかに突破。流麗なアタックからLOモアラがフィニッシュした。
リードをふたたび21点に広げた天理大は、さらにHO佐藤キャプテンが存在感発揮。後半16分にジャッカルを決めてチームを前進させると、正確なスローイングからラインアウトモールを形勢。最後は最後尾について自身でトライを決めた。
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