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ラグビー 関東大学対抗戦2021
【ハイライト】明治大学 vs. 筑波大学
ケガの影響で今季初の試合となった雲山は「試合の感覚が戻らない」と語るも、その実力を復帰戦で見事に見せた。前後半ともに、終始筑波大を圧倒した明大。最終スコアは53-14と対抗戦4勝目を挙げ、グループ首位を独走する。
前戦の日体大戦では勝利こそしたものの、ゲーム内容は思うようにいくものではなかった。「自分たちのミスから流れを奪われた」(SH/スクラムハーフ飯沼蓮主将・営4=日川)。
自分たちのミスによってチャンスをモノにできなかった明大。日体大戦後にはすぐにミーティングを開いた。「意見の割れる場面もあったが、自分たちの強みを再確認した」(NO8/ナンバーエイト大石康太・営4=国学院久我山)。
筑波大戦ではしっかりと1v1の場面で勝負することに意識を向けるために、試合のテーマを『アクション』と定めた。「秋濱(悠太・商1=桐蔭学園)が最初に1v1で良いゲインを見せてくれた」(大石)。
大型ルーキーの好プレーを皮切りにチームが活気づき、想定していた筑波大の強みである最初の5分を圧倒できた。「今シーズンで一番明治らしい戦いができた」(神鳥裕之監督)。これからの3戦は一筋縄ではいかない相手が続く。明治らしさをいかに失わずにプレーできるかが重要だ。
次戦は昨年度、悔しい結果で終わっている慶応義塾大学と対戦する明大。「ディフェンスが印象的。もう一度気を引き締めて、いい準備をしたい」(飯沼)。対抗戦全勝を果たすためにも決して負けられない明大。対抗戦全勝、そして王座奪還へ。真の戦いはこれから始まる。
文/写真:内山嶺(明大スポーツ新聞部)
明大スポーツ新聞部
1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。
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