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ラグビー コラム 2021年10月24日

【ハイライト動画あり】2年ぶりの国内テストマッチに観客沸く 日本代表、歴史的勝利にあと一歩

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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松田力也

日本代表も前半16分にSO松田力也がPGを返したが、オーストラリアのボールを狙ったタックルに何度もボールを失い、勢いある攻撃に食い込まれるシーンが多かった。22分、日本代表ゴールに近いオーストラリアボールのラインアウトからモールを組まれ、ディフェンスが吸い寄せられたところで、ワイドにボールを展開され、最後は交代出場のFBジョーダン・ペタイヤに右コーナーに飛び込まれる。

しかし、日本代表も負けてはいない。直後のキックオフでオーストラリアがキャッチミスすると、そこから連続攻撃を仕掛け、最後は松田が「外から声が聞こえたので、その声と自分のスキルを信じて蹴りました」と、右タッチライン際にいたWTBレメキ ロマノ ラヴァにキックパス。キャッチしたレメキがタックラーをかわしてインゴールにボールを押さえる。松田が難しい角度のゴールも決めて、10-14。30分には、テストマッチデビューのFLベン・ガンターがジャッカルで反則を誘い、松田がPGを決めて、13-14と1点差に迫る。

13-17で折り返した後半、立ち上がりはオーストラリアの流れになる。後半2分、日本代表陣22mライン付近でオーストラリアボールのラインアウト。サインプレーが決まってPRタニエラ・トゥポウがインゴールへ。10分には日本代表のレメキが危険なタックルでシンビン(10分間の一時退場)になっているうちに、FLロブ・レオタにトライされ、13-27と突き放される。

中村亮土

このまま引き離されるのかと感じた人は多かったかもしれない。窮地を救ったのは中村亮土だった。自陣から攻めたオーストラリアのパスを出足良くインターセプトしてトライ。20-27としたのだ。これで1トライ、1ゴール差。大いに盛り上がる観客席をさらに興奮させたのが、58分のスクラムだった。相手ボールを猛プッシュして反則を誘うと、苦しんでいた具智元が吠える!スタジアムが一体となる。その後の攻防はさらに緊張感が増した。34分には、交代出場の田村優が40m以上のPGを決めて、23-27。疲れの見えるオーストラリアをさらに攻め立てたが、この日の日本代表は肝心な場面で反則、ミスが出た。

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