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ラグビー コラム 2021年10月22日

オーストラリアからの歴史的初勝利なるか。ラグビーファン待望の日本代表テストマッチが国内で2年ぶりに実現

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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攻撃の指揮を執るのは、SH流大、SO松田力也、CTB中村亮土が軸になる。7月のアイルランド戦で卓越した個人技を披露した田村優は怪我のため準備不足という判断でリザーブ席に回るが、これまで控えの多かった松田が先発でどんな試合を作っていくのか興味深い。バイスキャプテンでもある中村は、「ずっと優さんの控えでやってきて、やっとめぐってきたチャンスなので、力也が思い切ってプレーできるようにサポートしたい」と話した。報道陣からどんなゲーム展開をしたいかを問われると、「どこまで言っていいのかな。楽しみにしていてください」と具体的には語らなかったが、ボールの動く時間を長くして相手を心身ともに疲れさせるのは日本代表の一貫したテーマ。そのためにこの3人がどんな判断でボールを動かすのか楽しみだ。

日本代表は過去、オーストラリア代表とは5戦5敗だが、日本代表の実力が飛躍的にアップした2015年以降は一度しか対戦していない。オーストラリアがTRCで戦っている南アフリカ、ニュージーランド、アルゼンチンと日本代表はタイプの違うチームであり、ハイテンポな攻撃にはオーストラリアも苦しむだろう。新たな歴史を作り、RWC2023に向かって弾みをつける試合を期待したい。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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