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3トライを挙げたWTB和田悠一郎
9月18日、宝が池球技場(京都府)にて、2021ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第1節、同志社大学vs.関西大学が行われた。開幕戦というプレッシャーの中でも本来の力を発揮した同志社は78-5で勝利し、勝ち点5を手にした。
予報とは一転、晴れ間の見える中、関大のキックオフで試合が始まった。春は70-19で勝利しているだけに、いい流れで試合を進めたい同志社だったが、いきなりピンチを招く。
前半4分、ギャップをつかれ突破を許し、インゴール内へと侵入を許す。しかし、ディフェンスに戻った嘉納(スポ2)がボールのグラウンディングを阻止し、得点は許さなかった。
嫌な流れを振り払ったのはFB(フルバック)に入った山口楓(社4)。ターンオーバーしたボールを受けると、自陣5mラインから95mを走り切る先制トライを挙げる(7-0)。直後にPG(ペナルティゴール)を許し、3点を返されるが、このトライは紺グレに火をづけた。
11分には、敵陣でのラインアウトからボールを外に展開。CTB(センター)西村海(商3) からオフロードで、CTB 大森(商3)へとボールが渡り、紺グレデビュー戦での初トライが生まれた(14-3)。
敵陣でのプレーを続けた同志社。ラインディフェンスでは、共同主将のLO(ロック)南光希(スポ4)を筆頭に鋭く前に出るタックルで前進を許さない。21分、外への展開からボールを受けたWTB(ウィング)和田悠一郎(文情4)がライン際を駆け抜け追加点を挙げた(21-3)。
この後も終始流れを許さず、共同主将のSH(スクラムハーフ)田村魁世が2トライを奪い、35-3と大きくリードして前半を折り返す。
後半に入っても自慢のBK(バックス)陣の躍動が止まらない。開始直後、FB山口の突破からボールを展開。外で待っていたCTB大森へと繋がり、幸先よく得点を奪った(42-3)。
後半開始から10分で4トライと快進撃が続く。その間、FW(フォワード)陣も奮闘。「自分たちのスクラムをすることが勝ちにつながる」と安定したセットプレーで、スクラムでは反則を獲得した。
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