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ラグビー コラム 2021年9月10日

筑波大学、初戦で強敵・帝京大学戦。「攻め」と「我慢」のディフェンスで勝利を。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 筑波大学新聞
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帝京大学との初戦に挑む筑波大学

嶋崎監督は「昨年の帝京大戦は相手の攻めを受け続け、粉砕されたようなゲームだった。相手の勢いを止めなければこのゲーム(12日の帝京大戦)の土俵には上がれない」と厳しい表情を見せる。

昨年の帝京大戦では一方的な「受ける」ディフェンスに終始していた。その反省点を生かし、筑波大は今夏、「攻める」ディフェンスと「我慢する」ディフェンスを強化してきた。

「攻める」ディフェンスは、素早くディフェンスラインに戻り、相手が走り込むスペースや機会を奪うこと。「我慢する」ディフェンスは選手同士でコミュニケーションを欠かさず、「攻める」ディフェンスに転換する最適なタイミングを探りながら相手の攻撃に耐えることを指す。

さらに、春シーズンの反省からペナルティでの失点を減らすための対策にも注力した。ノットロールアウェイをとられないようにリロードを見直したり、ボールキャリアの技術力向上やチーム全体での声掛けを欠かさないなど、ペナルティをとられないようにするにはどうすればいいか、練習中から意識したという。

春季大会では1試合につき平均12回のペナルティをとられていたが、夏合宿中に行った2試合(vs.関東学院大学、関西学院大学)では、両試合とも1桁に抑えることができた。

松永主将は「日に日に成長できている。秋シーズンではこれまでやってきたことを全試合で出したい」と話し、「帝京大戦では80分間、前に出続けて、流れるようなアタックで勝ちたい」と初戦に向けて意気込んだ。

強化してきたディフェンスで帝京大の圧を封じ、初戦から大きな1勝を手にできるか。12日の初戦が待ち遠しい。

文:車谷郁実(筑波大学新聞)/写真:筑波大学ラグビー部提供

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筑波大学やつくば市内のニューズを扱う、筑波大学公認の新聞。発行は年7回で発行部数は2万部以上。取材や原稿執筆、紙面の作成などは学生中心で行う。»Twitter »Facebook

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