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ラグビー コラム 2021年9月1日

【日本ラグビーを支えるスペシャリスト】毎日ラグビーをしても青々。「なんぼでも荒らしてくれ!」レッドハリケーンズを支える芝生職人の心意気

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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――試合会場の芝生は気になりますか。
隅田 一番先に気になりますね。芝の長さとかラインの濃さとか見てしまいます。花園ラグビー場は綺麗なラインが引いてありますよね。
梅名 時間があるときは、試合会場に早い目に行ってグラウンドの芝を見せていただくことがあります。そんなときには、「勝った!」と思っています(笑)。

――2022年1月から新リーグの「リーグONE」が始まります。レッドハリケーンズには、どんな期待をしていますか。
隅田 今は南半球のラグビーシーズンで、そこに参加している選手は来ていません。日本人選手や移籍選手は今がチャンスです。もっともっとアピールしてポジションを獲得してほしいです。
梅名 選手一人一人が責任をもってプレーし、上に行ってほしいです。選手が怪我をしないように私らもグラウンドの整備だけはきっちりしていきますので。

隅田昌宏さん、梅名裕介さん

ラグビーフットボールは本来、芝生の上で行うスポーツだ。日本では残念ながら芝生のグラウンドが少なく、いまだ土の上でプレーすることも多いが、ふかふかの芝生は選手を怪我から守ってくれる。また、芝生の上で練習するとスキルの上達も早いとも言われる。練習グラウンドの芝生が常に良いコンディションなのは、チームにとって何よりの財産なのだ。それにしても、梅名さん、隅田さんは頼もしい。どんなに荒れても「俺らに任しとけ!」と言ってくれるのだから。ラグビー場がなければラグビーはできない。日本ラグビーを支えるスペシャリストの中でもまっさきに語るべきは、選手が戦う場を整備する人たちだと思いを新たにするインタビューだった。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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