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ラグビー コラム 2021年8月30日

埼玉パナソニック ワイルドナイツ、熊谷の新拠点「さくらオーバルフォート」を公開

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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新練習場での初練習

この日は14:30から、埼玉パナソニック ワイルドナイツとして初めて全体練習が行われた。日本代表組や外国人選手はいなかったが、35度と蒸し暑い中、30名が新リーグに向け、初めて新練習場で1時間ほど汗を流した。

練習後、地元・熊谷出身のSO(スタンドオフ)山沢拓也は「新鮮な気持ちでラグビーができる喜びがすごくあります。高校生の時とか、練習場がアップ場だったりもしていたので、そういうところが7・8年後に、自分が所属するチームがそこを拠点としてラグビーをするのは不思議な感覚です」。

「これからこのクラブハウスとグラウンドでたくさんの時間をかけて、自分個人としても、チームとしても、今まで太田のグラウンドでやってきた練習を引き続き継続して、新リーグでもチャンピオンになれるように頑張りたい」。

山沢拓也選手

「今まで太田ですごく応援してもらえていたこともあったので、その人たちにも熊谷の人たちにも、埼玉県全体としてもパナソニック ワイルドナイツを引き続き応援してもらい、いろんな人たちに愛されるチームになりたい。その手助けとして自分ができることは精一杯やっていきたいと思います」と話した。

また、練習は常にファンから見られる状態であるため、山沢は「ここ(新練習場に)に来れば、みんなに見られると思うので、ちょっと知り合いがいたら恥ずかしいなと言う気持ちもありますが、たくさんの人に見てほしいなと思います」と正直な感想を吐露した。

トップリーグ最後の新人賞に選ばれたWTB(ウィング)竹山晃暉は「ラグビーをするにあたって、とてもいい環境を作っていただいたと思いますし、太田でもそうでしたけど、こうやって地域の方々が練習に来る機会というのもたくさんありました」。

「埼玉に来て、埼玉の人にもパナソニック ワイルドナイツというチームがここにきたというのを知ってもらうきっかけになって、またさらに地域の人から応援してもらえるようなチーム、そして選手になっていきたい」と意気込みを語った。

昨季新人賞の竹山晃暉

また、太田から熊谷に引っ越したという竹山は、「今できるメンバー全員で集まって、(監督の)ロビー(・ディーンズ)さんとも画面越しでミーティングをして『昨年度、トップリーグ優勝チームとして幕を閉じて、また新リーグのチャンピオンを目指してやっていこう』と話しました」。

「さらに成長したワイルドナイツ、さらに成長した選手になれるようにこの埼玉、熊谷の地で成長していけたらいいなと思っています」と新リーグの開幕を見据えた。

埼玉パナソニック ワイルドナイツとなったトップリーグ最後の王者が、新リーグでの優勝に向けて「さくらオーバルフォート」でさらなる強化を進めていく。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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