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ラグビー コラム 2021年8月6日

勝ち越すのはどっち?必見の第3テストマッチ ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズは先発6名変更、ファフ・デクラーク負傷欠場の南アフリカはどう戦う?

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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第1戦で敗れたとき、南アフリカのディレクター・オブ・ラグビー、ラッシー・エラスマスは、レフリーの判定がアンフェアだとSNSで世界に発信し物議をかもした。ワールドラグビーはレフリーの立場を傷つける行為としてエラスムスの行動を批判している。しかし、映像を駆使して1時間以上、ボール争奪戦、オフサイド、ファールプレーなどで南アフリカに不利な判定があったとする主張は説得力があった。あの映像をレフリーが見れば少なからず影響は受けるだろう。ボール争奪戦、オフサイド、フォールプレーを丁寧に判定するようになるという意味だ。第2戦でその影響が出たとは言えないが、実力が拮抗する両者の戦いは、レフリングも勝敗を分ける要素になる。

南アフリカには強気のプレーが光るデクラークがいない。これまで以上に、シンプルに9番、10番、15番のキックを軸にフィジカルで圧倒しようとするだろう。ライオンズのウォーレン・ガットランドヘッドコーチは「もっとラグビーがしたい」と言った。キック主体のフィジカルバトルだけではなく、ボールをテンポよく動かす攻撃を仕掛けたいという意味だ。12年前に続いて南アフリカが勝ち越すのか。24年ぶりにライオンズの勝ち越しか。見逃せない試合は、8月7日(土)、日本時間の深夜1時にキックオフされる。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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