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ラグビー コラム 2021年7月28日

日本代表を目指し、新天地へ 身長198cm、神戸製鋼新加入LO寺田桂太の挑戦

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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――プロとして宗像サニックスに移籍したのは、自分をレベルアップさせたかったからなのですね。
「それも理由の一つです。近鉄を退社し、2020年2月にニュージーランドへ留学。トモさんの家の近くで過ごしました。本当は3カ月行くはずだったのですが、新型コロナウイルス感染症の広がりで、1カ月で帰国しました。トモさんと長い時間を過ごすことができて、考え方などを学ぶことができました。トモさんとは、近鉄で3年間一緒にプレーしたのですが、自分に厳しく、チームがしんどい場面で自分を鼓舞してチームを引っ張っていくプレーヤーです。ラグビーをしているときは勝ちにこだわるけれど、ラグビーから離れると家族思いで、いいお父さんです。オン、オフの切り替えが上手いですね。僕はオン、オフの切り替えが下手で疲れてしまうことがよくありました。トモさんと過ごしたことで、ラグビーへの向き合い方が変わったと思います」

――伏見工業高校からラグビーを始めたそうですが、それまでは何かスポーツをしていたのですか。
「中学の時は野球部でした。高校で続ける気持ちはなく、アルバイトの面接を受けていたくらいでした」

――そのころから身長は高かったのですか。
「中学に入学したころは、158cmくらいです。それが、中学3年間で毎年10cmずつ均等に伸びました(笑)。母が170cmくらいで女性としては背が高いのですが、父も170cmくらだし、姉も160cmほどです。僕も生まれたときは小さかったそうです」

――どうして、一人だけそんなに背が高くなったのですか。
「外で遊ぶのが好きな子供で、疲れて歩けなくなるまで遊んで、腹いっぱいで動けなくなるまで食べ、眠れるだけ眠る。全部マックスまでやる子供でした」

――すべてマックスでやったことで大きくなったのですね。伏見工業高校でラグビー部に入ったきっかけはありますか。
「高校1年生のときの担任がラグビー部の高橋健コーチで、1カ月くらい誘っていただいたのにずっと断っていました。しんどそうだし、嫌だったのです。でも、『一回練習を見に来て、それで嫌だったらいいよ』と言われて行ってみると、全部員が集合して、そこで『きょうから入部する寺田くんです』って紹介されました。これはもう抜けられないと(笑)。直後にニュージーランドの高校が来日して伏見工業と練習試合をしたのですが、そこで、ニュージーランドのハカ(ウォークライ)を見ました。すごく感動して、そこからラグビーはいいなと思うようになりました」

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