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前回優勝時のユニフォーム
カップトーナメントの決勝は國學院栃木と東海大大阪仰星の対戦となった。東海大大阪仰星の湯浅大智監督は「大会の歴史を知ること、そして、チャンピオンという自覚を持ってやってほしい、誇りを持って臨めばいい」と、2015年時に優勝した時のジャージーを着せて試合に臨ませた。
前半1分、東海大大阪仰星がボールをつないで、春名が先制トライを挙げると、3分、國學院栃木もエースの青柳潤之介がトライを返す。だが、東海大大阪仰星も力強さを見せて、薄田周希主将がトライを挙げて12-7で前半を折り返した。
國學院栃木、青柳のトライで3点差に詰めるも
後半は東海大大阪仰星が先にトライを奪ったが、ボールを動かした國學院栃木は、再び青柳がトライを挙げ、14-17と3点差に追い上げる。しかし、最後は東海大大阪仰星が攻撃を続けて相手にチャンスを与えず、そのままノーサイド。17-14で東海大大阪仰星が2015年以来、2度目となる夏のセブンズ王者に輝いた。
ノーサイドの瞬間
湯浅監督は「トップを目指してきたので、嬉しいの一言。真面目でハードワークできる選手が多いので信頼はありますが、7人制は遊び心というか、ボールゲームを楽しむ観点も必要なので、見ている人にワクワクするように、ボールをつながるラグビーをしようね、と話しをしました。ディフェンス、1人1人のタックルと責任をまっとうした」と選手たちを讃えた。
薄田主将は「高校生の7人制は決勝の14分で最後なので、倒れても失っても倒れても走り切ろうと思っていました。フィジカルで前に出て、スペースをランで突く強みが出せた。勝ち切ったことは自信になりました」と胸を張った。
MVPとなった東海大大阪仰星の御池
3日間で6トライを挙げて、カップトーナメントのMVPに輝いた御池蓮二は「自分たちがすべきことにフォーカスしてタイトルが取れました。(MVPは)すごく嬉しいですが、チームメイトのおかげです。アウト(ステップ)にこだわろうと思ってやることができた」と破顔した。
また、予選プールの2位チームが出場する「プレートトーナメント」では流通経済大柏(千葉)が、仙台育英(宮城)を26-19で下して優勝し、プレートトーナメントのMVPには流通経済大柏の蓬田雄が選ばれた。
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