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ラグビー関東大学春季大会2021 Bグループ
【ハイライト】日本体育大学 vs. 大東文化大学
大東文化大学はスクラムでペースをつかむと、6分、ゴール前に攻め込み、相手のキックをチャージし、ボールを奪い返して、LO塩見成梧(3年)が押さえて7点を先制する。
たが8分、日本体育大学はCTBヴァイレアが素晴らしいランでトライを挙げて、12分にはPG(ペナルティゴール)も決めて、10-7と逆転する。
しかし、スクラムでの反則から、相手陣奥に攻め込んだ大東文化大学が17分、24分とモールからキャプテンHO酒木がトライを挙げて、19-10と再逆転に成功。
この後も大東文化大学は攻撃の手を緩めない。SO青木がゲームメイク、CTBヴァイレア、CTBジュニア・ラトゥがランでチャンスをつかみ、前半最後にはNO8ヴニランギがトライを挙げて、24-10でハーフタイムを迎えた。
後半もFW(フォワード)のセットプレーで勝った大東文化大学が3分、スクラムを押し込み、NO8ヴニランギがトライを挙げて31点目。さらに自陣から日本体育大学が攻撃を仕掛けるが、大東文化大学がしっかりとディフェンス。カウンターからLO塩見、WTB朝倉、途中出場のWTB鎌田進太郎(4年)らがトライを挙げて、50-10と大きく点差を広げて勝負を決めた。
その後も大東文化大学はラインアウトを起点としたアタックなどを見せて、さらに4トライを重ねた。特にLO塩見はハットトリックの活躍を見せた。
日本体育大学も1トライも返したが、結局、FWとBKがかみ合い、前半4トライ、後半8トライの計12トライを挙げた大東文化大学が76-17で快勝して、春季大会を終えた。
敗れた日本体育大学の田沼広之監督は「前半はスクラムのペナルティで、なかなかリズムのれなかった。(相手)キーマンの留学生中心のアタックをとめられなかったのが敗因につながったと思います」と肩を落とした。
PR(プロップ)砂田優希(3年)は「前半はディフェンスで前に出られていい試合になったが、後半、差し込まれてしまった。まずはセットプレーの安定とディフェンスの精度を秋に向けてやっていきたい」と前を向いた。
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