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ラグビー コラム 2021年6月10日

福岡の抜けたウィングのポジションを狙う初代表の4人。ラグビー日本代表

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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Xファクターとして期待される高橋

4人目は代表候補外から急遽、日本代表に呼ばれたトヨタ自動車ヴェルブリッツのWTB高橋汰地(24歳)だ。2年目の今年は開幕から連続MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝く活躍を見せて、プレーオフまで9トライを挙げる決定力の高さも見せた。

ジョセフHCも「Xファクターとして期待している」と名指しされた高橋は「期待されていて素直に嬉しい。こぼれてきたチャンスをいかにつなげてくか。何か一つでもいい選手だと思ってもらえるようなプレーをコーチ陣に見せられたらいいな」と腕を撫した。

好調だったトップリーグに関して、高橋は「昨年より、決定力やハイボールキャッチや細かいスキルなど、自分の強みだったり、やりたいことだったりと、すごく形に現れたシーズンだった。2年前より(スキルなどが)上がって自信になった」と振り返る。

また、自身初となる日本代表でも「まずは少しでも試合に絡むことできれば。自分の持ち味のスピードだったり、ハイボール(キャッチ)のスキルだったり、味方がラインブレイクしたら一番にサポートに寄るとか、自分の強みを常に出し続けるような選手になり、高橋がボールをもったら期待してくれるような選手になりたい」と力強く語った。

12日の試合ではWTBの中で唯一、サンウルブズからの出場となるが、日本代表のバックスリーよりも活躍すれば、ライオンズ戦、アイルランド代表戦でのキャップ獲得も見えてくる。

「自分にとって国際試合は。経験することができていない大きな舞台だと思うので、試合に出られるのであれば全力を出したい。福岡選手のかわりではないですが、そういった存在になれるように頑張ろうと思っています」。

松島、レメキもいるが、6月12日(土)、日本代表(JAPAN XV)vs.サンウルブズで、大きなアピールをしてライオンズ戦のチャンスをつかむのはいったい誰になるか。エコパスタジアムでのファンデンヒーファー、マシレワ、フィフィタ、高橋、4人のランから目が離せない。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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