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ラグビー コラム 2021年6月9日

【日本ラグビーを支えるスペシャリスト】2013年から日本代表の体作りを担当 ラグビーに魅せられたS&Cコーチ太田千尋さん

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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──それは2023年で勝つためのメニューなのですね。
「原理原則は変わりませんが、いま持っているものをベースアップするということです。2015年から2019年の大会で、ボールインプレータイム(ボールが動いている時間の合計)が増えています。トップリーグは(80分の中で)33分~34分くらいです。2019年RWCの日本代表戦は約39分40秒で、それがスタンダードです。プレーの強さ、激しさを下げずにプラス20%くらい動き続けられるかが重要になりますね」

──2023年は、イングランド、アルゼンチンという強豪と同じプールになりました。決まったときは何を感じましたか。
「イングランドのヘッドコーチがエディーさんですから、超インターナショナルレベルの選手がハードワークすることは目に見えています。それを超えるハードワークができるフィジカルが必要です。アルゼンチンは個々が強く、堅いイメージです。基礎的な筋力も含めてしっかり準備することが必要です」

──サンウルブズでもS&Cコーチを務めていましたが、スーパーラグビーのトップクラスの選手と、日本人選手の違いを感じることはありましたか。
「サンウルブズにもスーパーラグビーの経験豊富な選手がいましたが、背中の筋力がすごく強いです。ここは意識すべきところです。また、疲労回復の方法など選手自身が自分の体のことをよく分かっていると感じました。日本人選手もそのレベルは上がっていると思いますが、もっともっと向上できるように一緒にやっていきたいです」

──背中の筋力というのは、ラグビーのどのプレーに生きるのですか。
「クボタにいたとき、簡単な調査ですがいろんな体力項目とコーチがセレクトするタックルやコンタクトの強い選手の関係性を調べた時に、主に背筋力(体重当りのクリーン)大きなタイヤをロープで引くタイムが関係がありました。あくまでも一例ですが、外国人選手や代表選手の体力を見ていると意味がありそうだと思っています」

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