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ラグビー コラム 2021年6月9日

【日本ラグビーを支えるスペシャリスト】2013年から日本代表の体作りを担当 ラグビーに魅せられたS&Cコーチ太田千尋さん

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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──S&Cの資格はあるのでしょうか。
「代表的な資格がアメリカのもので、ナショナル・ストレングス・アンド・コンディショニング協会(NSCA)という団体があり、ストレングス&コンディショニング・スペシャリストという資格があります。日本では、日本トレーニング指導者協会(JATI)があり、トレーニング指導者の資格があります。僕はその上級トレーニング指導者という資格を持っています。また、World rugbyのHPからS&C Level1 Level2という学習システムもありますので是非参考にしてください」

──日本代表の仕事をするようになった経緯を教えてください。
「2013年から日本代表S&Cコーチのジョン・プライヤーさん、村上貴弘さんをサポートすることになりました。当時、慶應義塾大学ラグビー部のヘッドS&Cコーチを務めていたのですが、縁あってお手伝いすることになり、一週間の前半は日本代表で、後半は慶應という繰り返しでした」

──いまも複数のチームを担当されているのですか。
「慶應は僕の会社のほうでサポートしていまして、僕自身は日本代表をメインでやっています。今まで関わったスポーツは、バレーボール、柔道、野球などを少しありますが、20年間ラグビーがメインです」

──大学の頃にラグビーに魅了されたそうですね。
「そうなんです。最初にサポートしたのが国体の千葉県の高校代表チームでした。野球とは違う魅力がありました。ラグビーは体を張り、命がけでボールをつなぐようなところがありますよね。それが衝撃的で、どっぷりハマりました」

──S&Cコーチのやりがいは、どんなところにありますか。
「ラグビーは、選手と一緒にトレーニングを組み立て、ハードワークをサポートすると結果につながる競技だと思います。結果は勝つだけではなく、強くコンタクトができたり、ケガを予防できたり選手が描くパフォーマンスを発揮できた時にやりがいを実感します。しかし、ずっと同じことをしていたら選手の体も慣れてくるので、常に新しいことにチャレンジする立場でもあります」

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