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ラグビー コラム 2021年6月7日

田村優と松田力也、ラグビー日本代表の司令塔を争う2人

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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松田はSOでパナソニックの優勝に貢献

ライバルの田村の存在について聞かれると、松田は「(田村)優さんの経験値や落ち着きは、自分もゲームをプレーしていく中で得ていかないといけない。トップリーグの試合で数多く10番で出られたのは、自分にとってポジティブです。今後、練習で優さんとコミュニケーション取って盗めるところは盗んでいきたい」と意気込んだ。

日本代表は6月12日(土)のサンウルブズ戦を経てから渡欧し、スコットランドで26日(土)にライオンズ戦を控える。

松田は「全員がコミュニケーションして同じ画を見て、精度の高いプレーをしないといけない。ライオンズには名の知れた選手がたくさんいて、SOに3選手が選ばれている。どの選手がきても経験値があっていい選手なので、どれだけチャレンジできるか。すべてにおいてすごく楽しみです」と語気を強めた。

田村は「個人的にもチームとしても、もう1回、ゲームプラン、スキルレベルをテストマッチするレベルに上げないといけない。ライオンズと試合するのは、ワールドカップで試合するのと同じくらいの夢というか、ラグビー選手にとってはすごく光栄なことなので、すごく楽しみ」。

「僕は日本代表が日本で一番素晴らしいチームだと思うので、今まで(ワールドカップから代表の活動)期間が空いて見られなかった人たちに、もう一度、見せるチャンスだと思っています」と静かに闘志を燃やしていた。

キックも正確でゲームコントロールに長けたSO田村、SO松田という司令塔2人の存在をジョセフHC、そして戦術やBK(バックス)を担うトニー・ブラウンコーチも心強く思っているはずだ。トップリーグでさらなる成長を遂げた2人が、切磋琢磨しながら日本代表をさらなる高みへと導いていく。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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