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ラグビー コラム 2021年6月7日

【日本ラグビーを支えるスペシャリスト】元はニュージーランドの警察官 異色の経歴もつラグビー日本代表・吉水通訳

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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──NZの人たちにとって、ライオンズはそれほど大きな存在なのですね。
「普通の試合ではないですね。警察官のとき、ライオンズ戦のいろんなイベント会場に行って警備をしたことがあります。すごい盛り上がりで、街が荒れます(笑)」

──吉水さんは、オールブラックス戦の警備もしたことがあるのですか。
「オークランドのイーデンパークにはよく行っていました。警備は行きたい人が手を挙げるんですよ。僕は試合が見たいので、いつも手を挙げていました」

──警備しながら試合を見られるのですか。
「上のコンコースとかで警備しながら見ていました(笑)」

──通訳者として常に心がけていることはありますか。
「その人が思っていることを的確に伝えることは、100%やらなくてはいけないことです。加えて、通訳するだけではなく、チームが良くなるのであれば、自分はこうしたほうがいいのではないかと考え、チームのために動くことも必要です。周りでいろんなことが起きて、その原因がコミュニケーション不足だということもある。そのあたりに目を配ることも大事だと思っています」

──これから日本代表は、2023年のRWCに向かっていくのですが、吉水さんの目標はありますか。
「チームが勝つことがすべてだし、それをしっかりサポートすることです。少しでもコミュニケーション不足で伝わっていないことがないようにしたいし、スタッフとして、他のスタッフを支え、選手のためにできることを100%する。それができたら、選手もいいパフォーマンスが出せると思いますし、チームが勝つためにやるべきことを毎日続けて行く。それだけだと思います」

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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