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ラグビー コラム 2021年6月7日

元日本代表キャプテン廣瀬俊朗が語る 4年に一度集まるスペシャルチーム「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」への期待

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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──ポスト福岡も気になります。
「みんなポテンシャルはありますから、誰がチャンスをつかんでいくかでしょうね。コーチングスタッフも、きついところでしっかりプレーできる選手を、練習、試合を通して見抜いていくのだと思います」

──廣瀬さんもライオンズと戦いたかったですか。
「めっちゃやりたかったですよ。ライオンズのメンバーがもの凄いので、誰が出てきても嬉しいですよね」

──ライオンズの試合は、どんなイメージですか。
「お客さんがめちゃくちゃ熱狂しているイメージですね。過去の試合で記憶しているのは、ウェールズのシェーン・ウィリアムズ、アイルランドのブライアン・オドリスコル、イングランドのジェイソン・ロビンソン、彼らが走り回っている記憶がありますね」

──ライオンズは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの連合軍ですが、彼らが参加するファイブネーションズ(2000年からシックスネーションズ)を、子供の頃、テレビで見ていたそうですね。
「イングランドのアンダーウッド兄弟、ウィル・カーリング、ジェレミー・ガスコット、ウェールズの名キッカーのニール・ジェンキンスなんかはよく覚えていますね。放送が夜遅かったから、録画して朝に見ていましたよ。大好きでした」

──最近ラグビーファンになった人達に、ライオンズの凄さを廣瀬さんならどう説明しますか。
「丼物にたとえたら何丼かな?サーロイン、ハラミ、ラム、豚もある、鶏も、魚も乘っている。好きなものなんでも食べられるで~、という感じじゃないですか」

──いまひとつ凄みが分かりません。
「あきませんか(笑)。なんて言えばいいんだろう。メジャーリーグのオールスターでもないしなぁ」

──他のスポーツでたとえるものがないんですよね。
「だから面白いんですよ。サッカーで言えば、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイが連合軍を作るような感じでしょうか」

──今回、ライオンズに選出された選手を記者会見で発表していましたが、その演出に格の高さを感じましたよね。
「発表で名前が呼ばれた選手の喜び、所属クラブの盛り上がり、喜びようも映像で見ました。それだけ名誉なことなのだと思いましたし、外されて落胆しているインタビューもありましたよね。格式を感じました」

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