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ラグビー コラム 2021年5月31日

攻守充実!大東大が筑波大に競り勝ち大会初勝利。関東大学春季大会

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ただ筑波大も自陣からボールを保持する大東大に対して、FL梁川賢吉、HO肥田晃季らが激しく身体を張り、守備網を乱さなかった。前半最後は好勝負の様相のまま、大東大リードの14―7で後半へ向かった。

後半は筑波大が迫力のあるアタックで、再三敵陣へ攻め込んだ。CTB松島聡がブレイクダウンでファイトして攻守交代を誘発するなど、ディフェンスでも見せ場を作った。

しかしそのCTB松島が試合後に「アタックで敵陣で攻め込んだが取りきれなかった」と振り返ったように、大東大は自陣での守備力が高かった。

ブレイクダウンに激しいプレッシャーをかけ、筑波大の連続攻撃を止める。FL吉瀬航太の好タックルから、NO8リサラ・キシナ・フィナウのジャッカルもあった。

ようやくスコアが動いたのは後半20分。

筑波大がPG(ペナルティゴール)で14-10と迫ったが、直後に大東大はリスタート後のジャッカルから、ラインアウトモールを組み、HO酒木キャプテンがふたたびフィニッシュ。

ゴール成功で21-10とすると、さらに後半32分にはエリア右のスペースに反応したSO落和史がクイックスタート。ビッグゲインが生まれ、そのまま一気呵成に1トライを加えた。

16点差を追いかけることになった筑波大だが、大東大は途中出場のシアレ・パウラ・タモウアがハイタックルでシンビン(10分間の一時退場)に。

終盤、筑波大は14人となった大東大を攻め立て2連続トライを奪う。

まずは後半38分、スクラムからのロングパスを受けた一口直貴が左隅のスペースを仕留め、さらにロスタイムの後半46分にはFB松永キャプテンのライン参加から、この日フル出場のHO肥田が右隅に走り込んだ。

しかし14人の大東大のディフェンスも随所で光り、大会初勝利は攻守に充実していた大東大が26-20でもぎ取った。

筑波大の嶋崎達也監督は試合後「非常に身体を当てられて選手の経験になった」と、まずコロナ禍における貴重な収穫を歓迎した。

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