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ラグビー コラム 2021年5月28日

筑波大学、法政大学戦で見えた課題。意図したディフェンスを見せたい大東文化大学戦。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 筑波大学新聞
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ラグビー関東大学春季大会2021 Bグループ

【ハイライト】筑波大学 vs. 法政大学

試合後、チームでは「主体的にコミュニケーションをとれていないこと」「FW(フォワード)が連携して複数でアタックできていないこと」「サポート選手が効果的ではないところに入っていくことが多く、相手にボールを取られてしまうこと」などが課題として挙がった。

練習では試合中も先のプレーを考えて互いに声を掛け合うため、わざとチャンスがあるエリアを作り、それを見つけて仲間に伝えたり、スピードを落としてアタックの流れを確認したりするなど課題解決に励んだ。

松永主将は「(翌週の)23日にあった練習試合(流通経済大戦)では主体的に声を出す選手も増え、連携したアタックもできた。負けから学べている」と話し、課題を明確にした練習の成果を実感していた。

ラインアウトが攻撃の起点に

多くの課題が見えた法大戦だったが、筑波大の強みが見られなかったわけではない。前半にはフロントロー、PR(プロップ)木原優作(3年・東福岡)、HO(フッカー)肥田晃季(3年・中部大春日丘)、PR田中希門(2年・中部大春日丘)を中心としたスクラムでのペナルティ奪取や、後半でのラインアウトから一連の流れの中でのトライなど、ストラクチャーでのアタックで起点となったFW陣の活躍が目立った。

嶋崎達也監督は「スクラムやスローイングは昨年と変わらず安定しており、昨年見られなかったラインアウトからモールで得点することもできた。セットプレーからのアタックは今後も強化していきたい」と語る。

次の対戦相手は大東文化大学。先発予定のメンバーにはまだ公式戦に出場したことがない選手も登用する予定だ。法大戦では1年生の堀が自ら切り込む仕掛けやトライのアシストなど活躍を見せたが、次戦では嶋崎監督が「大胆なキックでチームを前に進めてくれる」と期待を寄せる1年生FB浅見亮太郎(流経大柏)の公式戦デビューも見られるかもしれない。

松永主将は「誰が出てもコミュニケーションをとり、つながり続けることの重要性は変わらない。ミスせずにボールをつなぎ続けてトライを取りたい」と闘志を燃やす。嶋崎監督も「法政大戦では意図したディフェンスが出せなかった。次戦では準備してきたコンビネーションを使ったアタックを実践してほしい」と語った。

身長190cm、体重100kg越えの留学生選手を擁する大東大に、筑波大のディフェンスがどこまで通用するか。まずは今季取り組んできたディフェンスに注目したい。

文:車谷郁実(筑波大学新聞)/写真:筑波大学ラグビー部提供

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筑波大学やつくば市内のニューズを扱う、筑波大学公認の新聞。発行は年7回で発行部数は2万部以上。取材や原稿執筆、紙面の作成などは学生中心で行う。»Twitter »Facebook

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